2002-11-08 第155回国会 衆議院 法務委員会 第5号
隆夫君 政府参考人 (内閣審議官 兼司法制度改革推進本 部事務局長) 山崎 潮君 政府参考人 (法務省大臣官房司法法制 部長) 寺田 逸郎君 政府参考人 (文部科学省高等教育局長 ) 工藤 智規君 参考人 (京都大学法学研究科教授 ) 田中 成明君
隆夫君 政府参考人 (内閣審議官 兼司法制度改革推進本 部事務局長) 山崎 潮君 政府参考人 (法務省大臣官房司法法制 部長) 寺田 逸郎君 政府参考人 (文部科学省高等教育局長 ) 工藤 智規君 参考人 (京都大学法学研究科教授 ) 田中 成明君
本日は、両案審査のため、参考人として、京都大学法学研究科教授田中成明君、早稲田大学法学部教授戒能通厚君、日本経済新聞社論説委員藤川忠宏君、日本弁護士連合会副会長井元義久君、早稲田大学法学部教授奥島孝康君、以上五名の方々に御出席を願っております。 なお、奥島参考人は、所用のためおくれて御出席になりますので、御了承願います。 この際、参考人各位に委員会を代表して一言ごあいさつを申し上げます。
○参考人(田中成明君) 確かに、法曹人口の問題を考える場合に、欧米では弁護士がやっている仕事を日本では隣接職種の方がやっていらっしゃるという問題があるわけでございますけれども、ただそういうことを前提に法曹人口を論じる場合には、やはり一種の現在の法曹資格間のバリアとか法制的なものの抜本的な再検討が必要ではないかと思うわけでございまして、単に隣接職種が弁護士がやっている仕事をやっているということだけでは
常任委員会専門 員 加藤 一宇君 政府参考人 内閣官房内閣審 議官 樋渡 利秋君 法務大臣官房司 法法制部長 房村 精一君 文部科学省高等 教育局長 工藤 智規君 参考人 京都大学大学院 法学研究科教授 田中 成明君
○参考人(田中成明君) 民事、刑事、多少事情違うところありますけれども、民事、刑事についてはそれぞれ、意見書に書いてありますように、集中的な審理とか争点整理というようなことありますけれども、やっぱりそういう手続とか実務の改革よりも、やはり裁判官の増員と、それから弁護士事務所の共同化とか、そういう訴訟を迅速にするための体制整備がなされないと、幾ら、手続とか実務改革だけでは追いつかないというのがこれまでの
京都大学の法学部の田中成明教授は次のように指摘しております。大変大事な指摘だと思うので、ちょっと引用したいのです。 「小さな司法」の現況 わが国の司法が、以上でみてきたように、そ の役割期待に十分に応えてきていない主因が、 その容量が小さく基盤が脆弱なことにあること は、関係者の間ではっとに指摘されてきている ところである。