1949-04-27 第5回国会 衆議院 外務委員会 第8号
私の方といたしましては、都道府縣を通じまして、定着されます際に新しく世帶を持たれます方々に対しては、應急家財と申しますか、なべ、かま等を配給いたしましたり、あるいは應急衣料といいまして、着物、衣類、このほかに各府縣々々がそれぞれ手持ちの物資等を活用いたしまして、引揚者の方に配給いたしているようでございます。
私の方といたしましては、都道府縣を通じまして、定着されます際に新しく世帶を持たれます方々に対しては、應急家財と申しますか、なべ、かま等を配給いたしましたり、あるいは應急衣料といいまして、着物、衣類、このほかに各府縣々々がそれぞれ手持ちの物資等を活用いたしまして、引揚者の方に配給いたしているようでございます。
引揚者の定着後における救済物資の計画といたしましては、昨年度同様、まず新しい引揚者に対して應急家財といたしまして、各種の衣料品、なべ、かま等の日用品、日用生活必需品、そういつたものを無償でもつて支給することになつております。
從いまして今申上げた中で、今の東京都におきます一時寮のごときは一應この第四四半期は駄目であつたわけでありますが、事態が非常に切迫しておりますし、今の岡元委員のような御質問の御趣旨にありますようなふうに、一刻も猶予のできない状態にありますので、第四四半期では駄目でございましたけれども、私共の方の予算のやり繰りをいたしまして、細かくなりますけれども、應急家財の予算が、引揚人員がそれだけ減つたわけでありまして
○説明員(岡田好一君) 只今私から申上げました應急家財のやり繰りは、一應財務当局といろいろ折衝いたしました結果、本年度の予算の中の不用額としてそれだけを立てるというわけであります。勿論それだけの不用額を立てましても、尚且つ來年度或る程度のものを繰越すということを一應見ましての上の純然たる予算の不用額ということに一應これを立てたわけであります。
○岡元義人君 そうすると今二千万円の應急家財費を、これはただやり繰りするだけで、後は返して頂きのですから、應急家財費は抹殺されるのですか、その点を伺つて置きますことと、それから應急家財費は相当全國的に浮いた財源と申しますか、これは委員会の議員が調査に行かれると分るのですが、末端まで実際應急家財費で支給しなければならないものをば、地方自治体の観念の間違いと言いますか、やらなければならないものをやつていないという
それから應急家財の特別配給というようなことで、内地に帰つて來たあと世帶を持つ者に対して應急家財を配つておりますが、これもやはり一般邦人というような建前で進んでおるような状態でありまして、かれこれあわせまして、特別に一般邦人という身分を持つた者が不利な立場にあるというようなことがないように、氣をつけておるような次第でございます。
從來とも引揚者の更生援護を図るために、関係各省と協力をいたしまして、就職の優先的斡旋、歸農入植の便宜供與、住宅の供給、生業資金の貸金の貸付、その他の融資による生業の確保、應急家財等の生活必需物資の特配、生活保護法の積極的活用による困窮者の保護等、各般の対策を講じて來たつもりであります。
從來とも、引揚者の援護厚生をはかるため、関係各省とも協力いたしまして、就職の優先的斡旋、帰農、入植の便宜供與、住宅の供與、生業資金貸付、その他の融資による生業の確保、應急家財等生活必需物資の特配、生活保護法の積極的活用による困窮者の保護等各般の対策を講じてまいりました。今後も引揚者の特殊事情を十分考慮いたし、ただいまの御決議に盛られました要望にこたえて、万全の措置を講じたい所存でございます。
それから引揚げた方々がとりあえずのいろいろな家財道具に困らぬように、應急家財、なべ、かまといつた厨房用品を五百円の範囲内で無償で差上げております。
去年は七十万世帶を目途といたしまして、應急家財特別配給の名の下に、そういつたようなものをお配りしたのであります。今年は残る二十万世帶を目途といたしまして、予算はすでに一世帶分五百円、二十万世帶分一億円というものを頂いておりますので、これを以てやろうとしておる次第であります。