1948-03-18 第2回国会 衆議院 予算委員会 第9号
大藏大臣の答弁と運輸大臣の答弁との間に、非常な食い違いがあるのでありまして、この食い違いのことはともかくといたしまして、千八百円ベースの場合でありましても、一應千八百円ベースは、國鉄にしても、全逓にしても、その他の官公廳の職員の人々は、これを給與体系としてのむということは、大体納得しなかつたのでありますが、しかしながら、政府が財政上のいろいろな困難な立場から、財源として非常に苦しいという建前から、千二百円
大藏大臣の答弁と運輸大臣の答弁との間に、非常な食い違いがあるのでありまして、この食い違いのことはともかくといたしまして、千八百円ベースの場合でありましても、一應千八百円ベースは、國鉄にしても、全逓にしても、その他の官公廳の職員の人々は、これを給與体系としてのむということは、大体納得しなかつたのでありますが、しかしながら、政府が財政上のいろいろな困難な立場から、財源として非常に苦しいという建前から、千二百円
○政府委員(小坂善太郎君) 一應千八百円を基準として賃銀、物價の惡循環を断ち切ろうと努力をいたしますることは、非常に安易な考え方ではできないのであります。
政府職員の給與は月收平均千六百円を水準といたしていたのでございますが、本年七月工業暫定業種別平均賃金千八百円を基礎とする新物價体系の樹立に伴いまして、政府職員の給與水準もこれに應じて一應千八百円まで引上げることが適当であると認め、七月以降の給與については、千八百圓水準によつて補正予算を組んだ次第であります。
政府職員の給與は、月收平均千六百圓を水準といたしていたのでありますが、本年七月工業暫定業種別平均賃金千八百圓を基礎とする新物價體系の樹立に伴い、政府職員の給與水準も、これに應じて、一應千八百圓まで引上げることが適當であると認め、七月以後の給與については、千八百圓水準によつて補正豫算を組んだ次第であります、しかして新給與體系の確立に至りますまでには、未だ時日を要しますので、それまでの應急的措置として、
一應千八百円ベースとは別に、政府はこの赤字の補填策に対しまして考慮するの必要ありと私は信ずるのでありますが、政府の見解はいかがでありますか。
現在行われておる実際賃金の基礎は千六百円だ、千六百円をそのまま新物價体系の労銀の基礎にしてもよろしいわけでありますが、ただ千六百円を越しておる業種も若干ありましたので、その余裕等を考えまして、これを二百円引上げたので、一應千八百円という水準で算盤を置きまして、そのはね返りの大きくなつた点は配給の増によつてカバーする、或いは勤労所得税の遞減によつてカバーするといつた方式で出しましたものが千八百円でございますので
○政府委員(今井一男君) この七月の物價体系の改正によりまして、一應千八百円ベースというものは政府におきまして確立されたわけでございますが、官公吏につきましてはその以前千六百円という水準を採つておりましたので、千六百円水準を新物價体系の見地から合せますと千八百円になる。
○中西功君 それで非常に結構だと思うのでありますが、そうしますと、政府のそういう説明は一應千八百円ということが前提になつているわけですね。そうして我々がここでこれを賛成いたしますると、我々の賛成はやはり千八百円ベースを一應承認した上の賛成かどうか。だから千八百円と千六百円との差額、二百円をこういう形で支給したということを我々もやはり承認するのかどうか。それはどうでしようか。
そうして標準報酬の月額は平均どのくらいになるか、これ又賃金の事情によつて変るわけでありますが、只今千八百円ということが言われておるので、一應千八百円として計算いたしております。そうして給付の平均額は下の方は六〇%、上の方の俸給の高い方は四〇%まで下げる。
このことによつて日本の再建を図ろうとするのではないかというお尋ねでありますが、第一の賃金の問題につきましては、我々は一應千八百円ベースにおいて抑えることによつて日本の産業の正常な回復といいますか、経営の合理化といいますかが成り立つて行く方途を見出すことができるという確信を持つております。ただ千八百円で果して生活ができるかできんかという問題は、これは別の問題であります。
それから標準報酬の月額がどの程度になるかは、これは事業主からの申告をまつてわかるわけでございまして、今後の經濟事情等によつて變更するわけであるとは思いますが、一應千八百圓というのが標準報酬月額の平均額だと假定をいたしております。
勞働政策の點について、一應給與審議會において、標準賃金千六百圓、更に物價のはねつ返りを見て一應千八百圓と決めた經過を簡單に申上げます。大體當時の各業種別の勞働者の受取る賃金を統計に取つて見ましたところ、約千五百何十圓ということになつている。