1949-05-20 第5回国会 衆議院 農林委員会 第27号
われわれはこの氣持におきまして、日本の食糧事情を見ましたときに、一應事前割当はいたしておりますが、その後作柄によつて減收した場合には、これを補正せなければならないということはもちろんでありますが、事前割当以上に供出する余裕がある。
われわれはこの氣持におきまして、日本の食糧事情を見ましたときに、一應事前割当はいたしておりますが、その後作柄によつて減收した場合には、これを補正せなければならないということはもちろんでありますが、事前割当以上に供出する余裕がある。
事実農林省といたしましては、一應事前割当をいたしましたのが末端まで行つてしまつたけれども、それでいろいろの事故がありまして補正したらこれは補正できた、こういうふうに考えておるのですが、今申し上げますように、末端まで入り込んで行くのに時間があるものですから、遂に御指摘のような混乱を生じたようなことが出ておりますことは非常に遺憾に存じまして、今後そういうことのないように、農業者が迷惑のかからないように、
そうすれば或る程度百万石なり、百五十万石というものを後から追足して貰うということを予想して需給推算をしなければならんという理論になるのでありますが、先程も申しました通り、需給推算を立てる場合においては、大体從來の供出の事前割当については相当議論もありますが、とにかく一應事前割当をいたしまして、そうして需給推算を立てるのであります。
○國務大臣(森幸太郎君) 決して曖昧したものじやないのでありますが、事前割当は正当の理論の下に、過去の実績から勘案しまして、このくらいが事前割当として妥当であるということで一應事前割当をするのであります。これがいい加減なものであるというようなことは毛頭考えておりません。
一應事前割当を今日行つておりますが、いずれその都度收穫期におきましては、あらためて補正をいたしまするために、各府縣の代表者の御参集を願いまして、補正をいたしまする際に、妥当ならざる点は適当に補正をするつもりであります。