1948-11-15 第3回国会 衆議院 運輸委員会 第6号
しかしわれわれといたしましては、一應マツカーサー元帥から書簡が参りましても、その内容の点については眞にこの法律の目的精神を十分檢討して——つまり別の言葉を借りて言うならば、自主的な見解をここに加えまして、一つの理想化した法案にして出そうという見地から、今日までいろいろとその意見の違つている点を先方とも折衝して参りました。折衝して参つた点で向うの了解を得た点もあります。得ない点もあります。
しかしわれわれといたしましては、一應マツカーサー元帥から書簡が参りましても、その内容の点については眞にこの法律の目的精神を十分檢討して——つまり別の言葉を借りて言うならば、自主的な見解をここに加えまして、一つの理想化した法案にして出そうという見地から、今日までいろいろとその意見の違つている点を先方とも折衝して参りました。折衝して参つた点で向うの了解を得た点もあります。得ない点もあります。
重ねて申し上げますが、向うの事務当局の数字が往々変つてくるものですから、それで私どもは全面的に一應マツカーサー元帥と直接の話合いをする、こういう考えで今申し上げたのでありまして、いずれさらにこの点は具体的に皆樣に御報告するときがあると思います。 —————————————
○國務大臣(水谷長三郎君) このマツカーサー元帥の書翰は、誠に堀さんの御指摘のように、政府に責任を稼したものでございますが、大体昭和二十三年度は三千三百万トン、あとの四ケ年度に基準年度をできるだけ上げていくことによりましてですね、一應マツカーサー元帥の書翰に應え得る途である。このように考えております。