2000-04-27 第147回国会 衆議院 憲法調査会 第8号
ところが、政府挙げてのこの憲法記念式典は、一九五三年から一切中止されたのであります。 なぜならば、まずアメリカが、早くも一九四八年に、米軍内で日本の限定的再軍備と憲法修正の検討を始めたことが今文書で明らかになっております。朝鮮戦争を背景として、一九五〇年には警察予備隊を創設し、再軍備の方向を打ち出した。
ところが、政府挙げてのこの憲法記念式典は、一九五三年から一切中止されたのであります。 なぜならば、まずアメリカが、早くも一九四八年に、米軍内で日本の限定的再軍備と憲法修正の検討を始めたことが今文書で明らかになっております。朝鮮戦争を背景として、一九五〇年には警察予備隊を創設し、再軍備の方向を打ち出した。
その質疑の確認的な締めくくりとして、五月三日に憲法記念式典を行うと、政府主催で意義ある式典とすると、これはまあ本会議でも同様の文言になってあらわれるわけでありますが、それに対して自民党の国対委員長があれは三木内閣のやることで自民党は関係ないみたいな議論をされた。そのことがまた同時に決算委員会等でも問題になりまして、最終的には三木総理の答弁に井出官房長官が補足をいたしました。
去年は、ちょうど憲法式典の当日、われわれがそれをやっているときに、自民党本部では、すぐそばですけれども、政府記念行事糾弾国民大会という、れっきとした公式な憲法記念式典を糾弾する国民大会というのを、ところもあろうに与党の本部でとり行ったと、大問題になりましたね、混乱しましたね。あのときに鋭い論難を受けた。この辺から見ても明らかな後退であるし、やはり私は政府の態度としては首尾一貫しないと思われます。
この間の問題は、これはいまお尋ねでございますが、私もあれはちょっとまずい出来事だった、こういうふうに率直に思いますが、ただ、経過を私も承知しておりますが、政府主催の憲法記念式典がある、その一方において記念式典糾弾大会をやるという動きがありまして、その会場に自民党本部を使う、こういうことがあったようです。
○桑名義治君 総理の決意をお聞きしたわけですが、ではもう一点だけこの問題でお聞きしておきたいのは、今後も憲法記念式典を継続なさる決意でございますか、どうですか。
○植木国務大臣 本年開催いたします憲法記念式典は、ちょうど公布三十年に当たりますので、これを意義あらしめるために開催をするものでございまして、来年度以降の問題につきましては引き続き検討さしていただきたいと存じます。
そのほか、憲法記念式典の実施、環境基準決定のあり方、特に振動被害に対するところの規制、原子力船「むつ」の佐世保港における修理問題、日本原子力船開発事業団法の廃止期限問題、交通事故防止対策と運転免許制度の改善、交通事故による母子家庭、遺児に対する援助、特殊部落地名総鑑の発行に対する政府の措置、ユースホステル運動に対する助成のあり方等について質疑が行われたのでありますが、その詳細については会議録によって
五月三日の憲法記念式典をサボタージュする政府の態度と、核兵器絶滅への努力を回避する態度とは、決して別個のできごとではない。(拍手)過去の悲痛な国民的体験と将来への民族的、全人類的悲願こそ、戦後政治の初心でなければならないのに、この初心に対する忠誠と熱意を持たざる佐藤君とその政府が国政の座にあることに対して、国民多数が覚えるであろう不満を冒頭にまずお伝えせざるを得ないのであります。
それから、憲法記念式典をなぜ政府として積極的にやらないのか、こういう御趣旨の御意見かと思うのでございます。これは政府部内におきましてもいろいろ議論をいたしました。
すでに政府は、憲法記念式典を、公布の当時と、一周年記念式典と、さらに五周年記念式典と、それぞれ内閣から予算を出して、その予算も最初が六十万円、その次は四十一万円、五周年記念には百二十万円の予算を出して式典を挙行しておられる。十周年ということになるならば、もっと意義がある式典を行うべきである。
なおこの点につきましては、内閣等との連絡をまだ十分いたしておりませんから、はつきりとは承知いたしておりませんが、大体本年は五月三日の憲法記念式典は、現在ただいまの段階では取進めるというところまでは行つておらないのではないかと存じます。
百郎君 出席政府委員 内閣官房副長官 剱木 亨弘君 委員外の出席者 議 長 林 讓治君 議 員 上林與市郎君 議 員 黒田 寿男君 事 務 総 長 大池 眞君 ――――――――――――― 本日の会議に付した事件 剱木内閣官房副長官より法律案の提出予定につ いて説明聴取憲法記念式典
例年ございます五月三日の憲法記念式典、これに関連いたしまして、本年の行事等につきまして内閣から国会両院の意向を間合して参つておりますので、一応ここにお諮りいたしまして皆様の御意見を伺いたいと存じます。これは本年は丁度平和條約の発効もあるので、この平和條約発効の問題と併せて考える。
すなわち、法務総裁の参議院における答弁を見ますと、「五月の三日に警視庁におきまして三十七名の労働組合員諸君を逮捕いたしたのでありまするが、これは憲法記念式典の執行中、参列者の一部の者が集団を組みまして、突如労働歌を高唱いたし、赤旗を振つてデモ行進を開始し、或いはビラを式場内に撒布する者を生じましたので、直ちに東京都公安條例及び占領目的阻害行為処罰令違反の現行犯として、これらの集団行動の指導者と認められる
ところが四月二十七日メーデー会場問題に関する連合国の最高司令官の声明によりまして、総評側におかれては皇居前広場における中央メーデー中止を正式に決定をされまして、更に二十八日の実行委員会に引続きまして、二十八日の午後一時半から東交会舘において開かれたる総評の席上におきまして、中央メーデー中止に代るべきものとして三日の憲法記念式典には一日の動員と同じ人員を動員することを決定されまして、具体案としてはメーデー
○国務大臣(大橋武夫君) 山花君はわかつておられるくせに、どうも妙なことを言われるので、私としても非常に迷惑をいたしますが、ここには二つの集会があつたと考えられるのでありまして、その一つは適法に挙行されましたる憲法記念式典であります。この式典は刑事事件につきましては何ら関係のない事柄であります、それについてなるほど政府が主催したというようなことはあるかも知れません。
今度の憲法記念式典の主催者はそういうことになつていると思うのでありますが、これに関してどういう処置を願えるものであるかどうか、一つ御答弁を願いたいと思います。
○国務大臣(大橋武夫君) 五月の三日に警視庁におきまして三十七名の労働組合員諸君を逮捕いたしたのでありまするが、これは憲法記念式典の執行中、参列者の一部の者が集団を組みまして、突如労働歌を高唱いたし、赤旗を振つてデモ行進を開始し、或いはビラを式場内に撒布する者を生じましたので、直ちに東京都公安條例及び占領目的阻害行為処罰令違反の現行犯として、これらの集団行動の指導者と認められる岩及び検挙を腕力によつて
先ず御協議願いたいのは、憲法記念式典を開催の件を議題に供します。昨年と同じく五月三日に……。
そこで、ポスターの一番下に、国会と内閣と最高裁判所という三つの字を入れる、要するに今度の憲法記念式典を行います主催者側の名前だけを入れさしてもらいたいということで相談に来ておるわけであります。その内容的なものにつきましては、関係方面と内閣側とで種々交渉の結果、そういうことになつたのだそうであります。
昭和二十四年度分に属する百九十一万六千八百二十円は、死亡せられました議員三人の遺族に支給する弔慰金百十七万一千二百円、それから憲法記念式典費の分担金二十四万二千六百五十五円、それから前議長の参議院葬執行のための諸経費のうち三十万四千九百二十円、特別委員会等の食糧費十九万八千四十五円がその内容であります。従つて昭和二十四年度分予備金は尚三百八万三千百八十円の支出未済額を残す計算であります。