1977-04-26 第80回国会 参議院 内閣委員会 第8号
やっぱり憲法記念日について政府がどう取り組むかということは、時の行政府の、基本的に国家の基本法たる、最高法規たる憲法に対する姿勢を最も如実に示すのが憲法紀念日への取り組みだと私は思う。
やっぱり憲法記念日について政府がどう取り組むかということは、時の行政府の、基本的に国家の基本法たる、最高法規たる憲法に対する姿勢を最も如実に示すのが憲法紀念日への取り組みだと私は思う。
憲法紀念日は法律で明確に「施行を記念し、」と書いてあるんですよ。公布を記念している日じゃないんです。だから三十年論は誤りだと思う。そうでしょう。
憲法紀念日であるとかそういう場合、あるいは納税功労者であるとか、あるいは教育功労者だとか、しかも初めは数は少なかった。だんだんもっと幅を広げてくれというような、これは全国的な傾向だ思います。今、赤松君の出された材料くらいは、これは全国的なのです。
今日そういういろいろな点から見ましても、特に私は、ほんの最近ですが、五月三日の憲法施行四週年紀念日に、一応皇居前広場に参りましたが、メーデーを禁止された労働者の人たちが、憲法を守らなければならぬという気持によつて憲法紀念日に出席した。しかしいろいろな制限のわくが当局からつけられて、それに対するむしろ反抗的な不満の意思表示の方法といたしまして、メーデー歌が高唱して退場して行こう。