2014-11-12 第187回国会 参議院 憲法審査会 第3号
最近、特にグーグル等が、世界の憲法に対して国際的な市民のための憲法をつくるんだという形で、日本国憲法を含めて様々な国が持っている憲法の問題点、これを明らかにし、それを国際的な討議の場で世界に共通する、世界に言ってみれば共有してもらえるような価値観をどうつくっていくのか、そういう憲法づくりというのを提案していますね。
最近、特にグーグル等が、世界の憲法に対して国際的な市民のための憲法をつくるんだという形で、日本国憲法を含めて様々な国が持っている憲法の問題点、これを明らかにし、それを国際的な討議の場で世界に共通する、世界に言ってみれば共有してもらえるような価値観をどうつくっていくのか、そういう憲法づくりというのを提案していますね。
どの世代も憲法づくりに参加意識を持たせるために、アメリカは、追憲、加憲、アメンドメントと言われるやり方、ドイツも何十回と改正しています。
また、シーア派の統一イラク連合のジャファリ首相も、これは私どものイラクの鈴木大使に対しまして、憲法は、法の支配やすべての国民の人権を擁護し、国民の一体性を確保しつつ、信条の自由や表現の自由、また、女性の権利を守る内容にしなければならない、こういうふうに述べていることに私どもは大変期待もしておりますし、今後の政治プロセスの中で、イラク社会の多様性を反映する形で憲法づくり等々が行われるということを期待しているところでございます
いずれにしても、イラク社会の多様性というものを反映した、そうした執行部体制というものができ上がることが、今後の憲法制定作業を八月の十五日までに終えると、そして国民投票にかけるということになっているわけでございますが、そうした憲法制定に当たっても、今申し上げたようなこのイラクの社会の多様性というものがうまく反映できる、そんな憲法づくり、そして憲法案になることが大切なのではないだろうか、かように受け止めております
ただし、国民すべてが自分たちの憲法として関心を持つような新しい憲法づくりが是非とも必要だと考えます。 我が国は、戦後六十年間にわたり、国民の民主主義化に努力してまいりました。現在の憲法を改正する必要があるんならば、今度こそ世界に誇れる日本国民の自主憲法を制定するチャンスにしなければなりません。ただし、第九条は現状のまま残すのが望ましいと思います。
引き続きもちろんこの価値は重要でありますが、それに加えまして、いわゆるライフ、生命、人生、生活という意味でのそうした価値を大事にする新憲法づくりというものを目指していきたいというふうに思います。 それから、ハードパワーよりも、それも引き続き重要でありますけれども、やはりソフトパワー、ヒューマンパワーというものの要素をもっと大事にしていく。
これまでは、いわば与えられた憲法あるいは押しつけられた憲法、私の表現でいえば借り物の憲法の存在でありましたけれども、これからは、現在の国民が将来の日本の国民のためにも新しく自分の手でつくる憲法である、憲法づくりに参加をするという観点から考えなければならないと思います。そういう意味からしますと、現在の憲法には国民自身の参加の意識というのが極めて欠落をしているのではないかと思います。
これからは、共生できる持続可能な国を、地球をつくっていく、そういう観点での新しい憲法づくりが必要ではないかと思います。 以上であります。
日本国憲法にもIT関連のものをぜひ入れなければだめだ、私もそう思いますが、その国際憲章を見据えた上での日本の憲法づくりがまずは必要なのではないのか。あるいは、それ以上に、日本国憲法に入れずに、国際憲章的な部分で全世界が批准するぐらいのことがないと、ハッカーなりウイルスなり、とにかくあらゆるものが国境なしで入ってきますので、その辺はどうお考えでしょうか。
そういった過去の憲法と我々政治、国民の生活との関連を十分に議論をして、新しい時代に向かって、二十一世紀以降に向かって、世界から称賛されるような立派な憲法づくりをお互いにしてまいろうじゃないかということを申させていただいて、私の意見開陳にさせていただきます。ありがとうございました。