運営者 Bitlet 姉妹サービス
使い方 FAQ このサイトについて | login
34472件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1947-08-07 第1回国会 衆議院 海外同胞引揚に関する特別委員会 第5号

憲法のもと新たに國家最高機關としての國會が成立いたしましたる今日、われわれといたしましては、さらにここに決意を新たにし、この問題に處するの要ありと確信いたすものであります。引揚問題の解決は人類普遍の道徳及び正義の當然の要請であります。なお日本國憲法が理想とする世界平和實現のために、各國民の間に永く恨みを殘してならないことは申すまでもないところであります。

中嶋勝一

1947-08-07 第1回国会 衆議院 本会議 第22号

かくすれば、憲法七條のわれわれ人民に與えられたる権利も、実に本案の画餅によりまして実際の効力を享受することができないという危險が多分にあると思うのであります。どうか本案が実施せれるについて、人民憲法によつて與えられた権力が実際行使されるように、実際的な効力が発揮せられるように、以上述べました希望條件が極力実施されんことを希望して、日本共産党は本法案に賛成する次第であります。終り。

林百郎

1947-08-06 第1回国会 参議院 司法委員会 第9号

政府委員國宗榮君) 五十八條を削除いたしましたのは、憲法の三十九條の趣旨によりまして、この憲法の第三十九條は、刑事裁判確定力を強調しておりまして、特にこれを不利益に変更することを禁ずる精神に出たものである、かように考えておりますのですが、この刑法の第五十八條は、すでに確定した裁伴を、後日被告人の前科が発見したという理由で、不利益に変更することを認める規定でありますのでこの憲法の第三十九條の趣旨

國宗榮

1947-08-06 第1回国会 参議院 司法委員会 第9号

政府委員國宗榮君) この度の「刑法の一部を改正する法律案」におきましては、日本國憲法の制定に伴いまして、当面必要なる最少限度改正を止めるという建前をとりましたので、只今お尋ねのような仮出獄の問題につきましても一應考慮いたしたのでありますけれども、これは仮出獄その他刑法の、例えば宣告猶予というような制度いわゆる刑事政策的な根本的の問題につきましては、刑法の全面的な改正におきまして愼重に考えてこれを

國宗榮

1947-08-06 第1回国会 衆議院 司法委員会 第14号

憲法國家としての戦争權を放棄したのでありますが、この新憲法精神を貫徹するためには、同時に國民もこの憲法の規範を尊重せねばならぬと考えます。従つていやしくも日本國民である限り平和的文化國家の一員として、同時に第三國間の武力行使に対しても中正な立場を保持するという絶対に必要であることを考えます。

佐瀬昌三

1947-08-06 第1回国会 衆議院 司法委員会 第14号

○佐藤(藤)政府委員 改正案におきまして刑法第三章の外患に関する罪の大部分削除いたしまして、八十一場と八十二條を修正して存置するころにいたしたのでありますが、この理由は申し上げるまでもなく、新憲法においてわが國が今後武力を放棄していかなる事態にあつて戦争に訴えるようなことのない、ほんとうの平和的な國家として存立したいという趣旨が新憲法に明示されておりますので、その戦争放棄武力放棄精神に副うように

佐藤藤佐

1947-08-06 第1回国会 衆議院 司法委員会 第14号

佐瀬委員 新憲法第二條は國民に保障する自由權利は、常に濫用してはならぬ公共福祉のために利用する責任を負うのだという一つの基準を表示されております。ただいまの政府委員の御説明は、結局これを根據とされて、公共福祉のためには憲法規定された國民基本的人權、自由も立法的に制限することができるんだという御趣旨にあるように相成るのでありましようか。

佐瀬昌三

1947-08-06 第1回国会 衆議院 政党法及び選挙法に関する特別委員会 第5号

そこでわれわれは、あくまでも立派な政黨を保護助長させるという意味において、この政黨法というものはつくらるべきものであつて、この政黨法憲法結社の自由を制限するものでないかというような御懸念もあるようでありますけれども、われわれは、政黨法結社の自由を制限するようなものであつてはならぬのであつて、むしろあくまでも立派な政黨を助長させるというところに狙いがなければならぬと思うのであります。

東舜英

1947-08-06 第1回国会 参議院 厚生委員会 第5号

これは率直に申上げますというと、憲法に用いられておる言葉でありまして、私共は公衆衞生の質的及び量的の向上それを「向上及び増進」と、かように解釈をしておるのであります。次に人口動態統計というのは疾病統計を含むかと、こういう御質問でありますが、人口動態統計は、今日現在におきましては、内閣総理廳統計局の主管になつておる。

三木行治

1947-08-06 第1回国会 参議院 文教委員会 第2号

併しそれを國家がやるということが信教自由の弊害になるのだから、それは限界を加えたということが憲法二十條の制限なんである。憲法の下で行われる公立の學校には宗教教育におのずから限界があるということを認めなければならん。その限界は、今言われるように、客観的な知識を與えるに止めなくてはいかんのであつて人間心理構成をなし逐げるということであつては、これは憲法上重要な疑點を持つのである。

梅原眞隆

1947-08-06 第1回国会 参議院 文教委員会 第2号

矢野酉雄君 河野君竝びに松野君の御意見に對して私は私の意見を述べますが、第一文部當局意見を聞いて憲法解釋するといふが如き態度は實に遺憾千萬であると思う。憲法解釋するのは我々國會最高機關であらねばならん筈である。その前提に立つて宗教教育の問題もその妥當なる結論を與えるのは我々國會自體であらねばならんことを私は強く強調したいのです。

矢野酉雄

1947-08-06 第1回国会 衆議院 農林委員会 第9号

それから二十三條の點を重ねてお尋ねでございましたが、實はこの二十三條の規定は、この冬の議會におきまして通過いたしました配炭公團石油公團その他にありました條文がそのまま引寫されておるわけでありまして、憲法違反の問題も當時の議會におきまして何ら問題になつておらないわけでありまして、われわれといたしましては、すでに議會を通過いたしました法律でありますので、そういう點について別段の心配をいたしておらないのであります

三堀參郎

1947-08-06 第1回国会 衆議院 農林委員会 第9号

特にこれは一種の接収であり徴發と同じような規定であつて、理論的に見れば大きな問題でありますから、もつと具體的人民權利を擁護するという立場規定が必要であると私は考えておるのに、政府ではただ單に安本長官適當にやるというだけでは、憲法違反にもなるのではないかと私は考えるのでありますがもう一遍この點、一項と二項とは違う觀念でありますので、第二項について説明していただきたいと思います。

田口助太郎

1947-08-06 第1回国会 衆議院 農林委員会 第9号

前は舊憲法時代でありますが、現在は新憲法による初めての先例をつくる問題でありますから、私は新憲法精神から言つていけないのじやないかと言うのであつて、舊憲法時代がいいからということで承服はできないと思います。新憲法建前からいつて一般國民權利を拘束するというような問題であるから、もつと具體てきにやつた方がいいではないかというのであつて、舊憲法先例では私は十分承服できないと思います。

田口助太郎

1947-08-06 第1回国会 参議院 決算委員会決算審査方針に関する小委員会 第2号

とありますが、この「決算に関しては」という解釈が問題になるのであろうと思いますが、決算編成の仕方とかそういうことは、やはりこの附則によつて從前の例によらなければならないかと思いますが、会計檢査院法及び國会法、更に言えば憲法等が変つて來ておるのでありまするから、その決算審面方針は勿論、その他相当な部分において従前の例によりせらるるととが相当あると思うので、この附則第三條だけで從前の例によることを強

河野義克

1947-08-06 第1回国会 参議院 決算委員会決算審査方針に関する小委員会 第2号

要するにこの決算編成並びにその手続の問題につきましては、從來会計法会計規則の方式によつてつて行く、併しながらこれを審査する方の側におきましては、すでに憲法も新らしくなつており、新憲法適用を排除する何ものもないのでありますから、やはり從つて憲法に基く会計檢査院法並びに國会法というようなものの適用も又新憲法の内容的のものでありますから、憲法附属の法令適用も、やはり新憲法同様に適用して行く。

下條康麿

1947-08-06 第1回国会 参議院 決算委員会 第3号

それで勞働省に設置する部局につきましては大臣官房の外、今まで厚生省のやつて参りましたところの勞政局と勞働基準局職業安定局の三局を厚生省から移管すると同時に、先程申上げました勞働統計及び調査竝びに憲法においてその權利と地位が認められた婦人及び特に保護を加うべき必要あるところの少年勞働者に對する問題を取扱うために、特に新らしい局、婦人少年局というものを設けまして、そうしていわゆる官房の外五局というものを

米窪滿亮

1947-08-06 第1回国会 参議院 決算委員会 第3号

新らしい憲法關係財政法では……、詰り昭和二十一年度の歳計は七月三十一日で締切りになるのです。昭和二十二年の七月三十一日で……。そうしてそれがこの冬の十二月召集される通常議會に出るのです。それはレギュラー・コースなんです。ところが今の昭和二十年度は、憲法關係なんかありまして前の舊法によつて行われたわけであります。今後はあなたの言われる通りに、次の年度に出るわけなんであります。

下條康麿

1947-08-06 第1回国会 衆議院 決算委員会 第5号

これを拂い切りまして、殘つた金額につきましては舊憲法すなわち帝國憲法の第七十條の規定によりまして、三囘にわたりまして緊急財政處分をいたしております。その金額は四十三億七千五百萬圓ほどであります。その財源は一般會計歳入超過額と申しますか、一般會計豫算執行上の歳入超過額をもつて支辯したわけであります。すなわち當該年度のみについて百一億という臨時軍事費の繰入れがございます。

河野一之

1947-08-06 第1回国会 衆議院 運輸及び交通委員会 第8号

また罰則規定時效規定に付きまして、新情勢應ずるよう改正を行うのほか、新憲法、地方自治法の施行、外地の喪失等に伴う所要の規定改廢をいたしたのであります。  以上本案提案理由改正の要點につきまして、簡單に御説明申上げたのでありますが、何とぞ速やかに御審議の上、可決あらんことをお願いいたす次第であります。

一松定吉

1947-08-06 第1回国会 参議院 議院運営委員会 第13号

付託事件 ○新憲法の活用に關する陳情(第二十  七號) ○國會職員考査委員會規程に關する件 ○官吏としての在職年國會職員とし  ての在職年とみなすことに關する規  程に關する件 ○議員に出頭する證人等の旅費及び日  當支給規程に關する件 ○二十二年度國會所管追加豫算要求  に關する件 ○生鮮食料品及び青果物に關する調査  承認要求に關する件 ○次囘の自由討議日に關する件 ○電力復興問題調査承認要求

会議録情報

1947-08-05 第1回国会 衆議院 司法委員会 第13号

憲法におきまして公權力行使にあたる公務員による損害賠償責任を明記いたしましたことは、新しい立法面進歩性を物語るものでありまして、まことに慶賀にたえない次第であります。國家賠償法憲法趣旨によつて立案せられたものであり、これによつて従來重大損害をこうむりましたものが、何らそれに對して救済の方途を講ずることができないで、泣寝入りになつたような次第であつたわけであります。

大島多藏

1947-08-05 第1回国会 参議院 厚生委員会 第4号

從いまして、今囘におきましてはその目的改正案第一條に明らかに謳つておりますごとくに、公衆衞生向上及び進歩ということのために、保健所目的をそこに持つて行くということになつておるのでありまして、即ち憲法第二十五條において高らかに言われておりますところの、國民保健及び文化、そういう面に対する國の義務をこの保健所が担当してやつて行こうというのが、この保健所の新らしい目的でありまして、これは從來保健所

三木行治

1947-08-05 第1回国会 参議院 厚生委員会 第4号

今囘新らしく憲法が制定されまして、いわゆる憲法根本義に基いて、國民の健康にして明朗なる旗幟を目標として参ることと存じまするが、その根本的観念の相違において、從來保健所をどういうふうに指導し、或いは持つて行こうとしておられるか、この点について第一に承りたいと思います。  第二には、この法案を通じまして、政府保健行政についての一貫したる方針が私共は見失われておるような感がいたすのであります。

草葉隆圓

1947-08-05 第1回国会 衆議院 労働委員会 第6号

なぜ少年というものと一緒の局にしたかという質問ですが、政府といたしましては、憲法男女の別なく權利も認められ、社會的地位も認められておりますが、實情においてはやはり婦人の地位なり、權利なりがまだまだ現實の問題としては男子と同じようになつておらない。この嚴然たる事實はやはり質問者も認めておられることだろうと思う。

米窪滿亮

1947-08-05 第1回国会 参議院 司法委員会 第8号

宮城タマヨ君 第百八十三條を削除されているのでございますが、これは新憲法精神に則り、それから女性の解放という点から当然削除されるべきだと思つておりますけれども、現社会情勢で、そうして又理想的な建前からいえば、削除でよろしうございますけれども、現段階において刑法の方の実際の線に沿つて行かなければならないという点から、実際の社会情勢に沿わなければならないという点から考えまして、削除されているという点

宮城タマヨ

1947-08-05 第1回国会 参議院 司法委員会 第8号

政府委員國宗榮君) 刑法改正法律案におきましては第百八十三條、即ち姦通罪につきまして、削除の案を立てておるのでございますが、憲法の十四條によりましての、夫婦の平等と男女の基本的平等ということが規定されまして、從いまして今日現行の刑法の百八十三條によりますると、女子が姦通した場合のみ罰する規定でありまして男女平等の原則から申しましても、憲法上改めなければならないということになりましたので、昨年内閣及

國宗榮

1947-08-04 第1回国会 衆議院 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第5号

それを徳田氏の言われるのは地方における委員會とか協力會などの運營によつてやろうとおつしやるのですが、そうすると國民が人の住居に侵入して、蓄えてある物資等を取調べる、捜索するという權限が與えられることになるので、せんだつて自由黨の北浦君の御説のように、憲法違反なんという問題も生じてくるのではないかと思います。

石田一松

1947-08-04 第1回国会 衆議院 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第5号

徳田委員 由來憲法によりましても、官は主權者ではなく、國民に主權がある。すなわちここにおいてこの委員會は主權の行使者である。この主權の行使者に主權をもたない公僕を入れるということは根本的に間違つておる。憲法違反である。これは公僕である。公僕とは何ぞ、使われるものである。公に使われるものであるから、これは事務をとるならよいが、こういう主權に關係すべき性質のものではない。

徳田球一