2007-06-05 第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
あるいはまた、先ほど言いました流氷の調査、あるいは硫黄島への、慰霊団の人たちが行くときの、それの慰霊祭を行うための輸送を厚労省から要請される、そういう場合については今みたいな要式行為は必要としてないわけでありまして、そういうことを考えますと、今回の潜水を行ったというのがそれから見たときにどうかというふうに考えますと、決して実力組織としての公権力の行使でないというふうに考えればそれほどの問題ないということは
あるいはまた、先ほど言いました流氷の調査、あるいは硫黄島への、慰霊団の人たちが行くときの、それの慰霊祭を行うための輸送を厚労省から要請される、そういう場合については今みたいな要式行為は必要としてないわけでありまして、そういうことを考えますと、今回の潜水を行ったというのがそれから見たときにどうかというふうに考えますと、決して実力組織としての公権力の行使でないというふうに考えればそれほどの問題ないということは
民間の慰霊団につきましては、遺族以外の方を含み、またそれぞれのお考えに基づいて行われているものですので、国として補助を行ってはおりません。政府が行う慰霊巡拝に参加する御遺族に対しましては、渡航費用等の三分の一相当を補助しております。
君は、幼いときに父君の戦死に遭遇されたことから積極的に遺族会の活動に参加され、みずから慰霊団の団長となって、沖縄、中国、ビルマやニューギニア等の中部太平洋の島々の戦跡を訪れておられます。戦死された父君、さらには多くの戦没者への熱い思いが、君を慰霊巡拝へと駆り立てていたのではないかと思われます。
○柳澤錬造君 そこで、今度は外務省の方にお聞きをしていくんですけれども、今の数字からいくとかなり残っていることになるんですけれども、本年の六月二十日に二十名の慰霊団がガダルカナル島に参っているんです。
次に、厚生省にお伺いしたいのでありますが、五十五年度から、いままで実現できなかった旧満州地区に対する慰霊団と申しますか墓参団の派遣が可能になったというふうに聞いておりますが、その概略について御説明いただきたいと思います。
旧満州国への遺族慰霊団派遣が日中両国で合意されたと聞いていますが、その構成、日程、派遣計画の継続性についてどうなっておるか、お聞きしたい。
○片山甚市君 継続性はまだ考えられぬ、今度行って失敗したら大変だから失敗せぬようにする、こういうことで御答弁があったことと思いますが、厚生省の調査によれば、中国東北地区、旧満州地区で死亡した日本人は、ソ連参戦の二十年の八月の九日以後だけでも二十四万人余り、軍人軍属はそのうち六万六千、残り十八万人が婦女子を含む民間人であったそうですが、遺骨収集なども可能であるのか、慰霊団派遣を機に遺骨収集についての見通
○小渕国務大臣 ただいま先生御指摘の問題につきましては、私も新聞で拝見をいたしましたが、実はその前に、先般閣議におきまして厚生大臣から、総理訪中に当たりまして、中国東北地帯ではわが国の軍人軍属約二十五万人くらいの方がお亡くなりになっておるということの御報告があり、訪中に当たっては、その霊を慰めるために慰霊団も送りたいので中国関係者と話し合ってきてほしい、こういう御発言がございまして、その後本日の閣議
○説明員(渡辺幸治君) 満州と申しますか、中国の東北地方への慰霊団の派遣の問題については、従来からわが国外務大臣、厚生大臣あるいは在中国大使等高いレベルで機会あるごとに中国側に申し入れを行ってまいっておりまして、先方の理解と協力を求めてまいってきている次第でございます。
○植木国務大臣 私は、昭和三十九年にアッツ島に慰霊団とともに遺骨収集に行ってまいりました。翌年は、四十年でございますが、グアム、サイパン、パラオ、テニアンに参りました。
そこで、これは非常に善意ですけれども、政府の集骨作業というものがなかなかはかばかしく進まないということで、今度は一般の民間の方々が集骨に従事する、あるいはまた遺族会の方々が慰霊団を編成して慰霊かたがた集骨に従事するとか、こういうような傾向というものが非常に強くなっておるのですね。
○土屋義彦君 過般参りましたサイパン島のチャランカノワの町に、過ぐる昭和二十七年か八年に政府から派遣の慰霊団が参りまして慰霊塔が建っておりましたが、その周囲は草がぼうぼうとはえておりまして、ほんとうに見るにたえないような状況にございました。どうかひとつ方法をお考えいただきましてこれに善処していただきたいと思います。
ただ、最近慰霊団でありますとか、あるいは現地を参拝いたします巡礼の民間の班等が組織をされまして、そうして最近しばしば慰霊のためにお出かけになるケースが非常に多いわけでございますが、こういう点につきましては、厚生省も、できるだけお帰りになった際におきまして現地の事情等を御報告をいただいておるような次第でございますが、今後とも、そういう民間の行ないました行事等につきましても、できるだけ取りまとめて厚生省
今後におきましても、南方諸地域等に慰霊団等が参ります際におきましては、機会あるごとに、できるだけこの海底の英霊に対しましての慰霊をやってまいりたい、かように考えておる次第でございます。
○吉良説明員 ただいま御質問の件でございますが、慰霊団ないしは遺骨の収集につきましては、厚生省の御依頼に応じて、従来出先のほうでは十分協力するように、一般的に、ケース・バイ・ケースでございますが、本省のほうから現地のほうに言っておるわけでございます。
政府は慰霊団を派遣したりなんかしておるけれども、一つも成果はあげておらぬじゃないか、こういうふうな国民のほうの批判もあることは、もう政府も御承知だと思うのです。
○河野(正)委員 いまそれぞれ慰霊団が参りまして遺骨を二千五百体収集いたしましても、だれの遺骨かということは明らかになりませんよ。そうでしょう。そうすると、そういう遺骨というものは一体どういう処理がなされるのですか。
最近新聞を見てみますと、宮城県の遺族が慰霊団を組織してガダルカナル島に行った、そしてそこの砂や石ころを持って帰って、愛知県で慰霊祭のときに、遺族に分配をして非常に喜ばれた、こういう記事が出ておった。けさの朝刊をごらんになっても、これはフィリピンの戦跡慰霊団というのが、フィリピンの大統領の好意で遺骨を持って帰る、こういう記事が出ていますね。
そこで、いまから二、三具体的な問題についてお伺いをしたいと思うわけですが、この太平洋で特に激戦地といわれたサイパン、ペリリュー、アンガウル、こういうところには政府の慰霊団が渡って、そうしてすでに遺骨を収集する収骨作業というものが終了したということになっておるわけです。ところが、最近、太平洋戦史研究家でございます児島襄氏という人があちらのほうを回った。
したがって、国民側においては、政府の手で慰霊団が派遣されたが、政府の慰霊団というものは、一体現地で何をやってきたんだというふうな不平なり不満というものが現在国民の側から非常に強く出てきておる、こういう事実があります。
従いまして、全部の墓地を掘り起して持ってくるというふうなことが適当であるかどうかというふうな点につきましては、なおもうちょっと検討を要するのではないだろうかと考えておりますが、いずれにいたしましても慰霊団と申しますか、御遺族を含めたそういったものが派遣可能でございますれば、そういった方法をとっていきたい、かように考えております。
このような多数に上る御遺骨をことごとく収集することは事実上不可能なことでもありますが、戦後南方に北方にあるいはビルマその他にわが政府の手によって派遣せられました遺骨収集慰霊団の例にならい、中共側の理解ある了解を得て、官民一体の遺骨収集慰霊団を何とかして今年中には中共に派遣できるよう中共に懇請したいというのが、中共訪問の目的の第二でありました。