1980-02-22 第91回国会 衆議院 予算委員会 第17号
○安井委員 国家の行政機構の問題についてたくさんお尋ねをし、取り上げたいことがあるわけですけれども、限られた時間ですから余り多くのことを取り上げるゆとりはありませんが、役所のさまざまなむだの問題、年度末に余った予算を、余すと損だというので、慰労出張とか、相変わらずこういうのがあるんじゃないかと思うのですがね。
○安井委員 国家の行政機構の問題についてたくさんお尋ねをし、取り上げたいことがあるわけですけれども、限られた時間ですから余り多くのことを取り上げるゆとりはありませんが、役所のさまざまなむだの問題、年度末に余った予算を、余すと損だというので、慰労出張とか、相変わらずこういうのがあるんじゃないかと思うのですがね。
しかし、一般の者はじっとおって、そして超勤ももらい旅費も分配にあずかる、そして適当に業務外で、業務に余り関連なくしても慰労出張的なことで旅費がもらえる、こういうことが相当一般的に行われていると、こういうふうに推察されるわけですが、それについてひとつぜひ今後各省庁、公団、公社をやる場合に、一般の出先幾翼のこういう盆暮れの処理の仕方をひとつ調査研究をしていただきたいと思うんですが、いかがですか。
「慰労出張」と称し、夫人同伴で旅行する幹部もいる。一方、「出張中だけど仕事があるから」と出勤している〃良心的〃な人もいた。四十年代初めには「女子にも慰労出張させよ」と女性職員が要求したことがある、という」。
○国務大臣(荒木萬壽夫君) 予算につきましては、戦前には年度末に至って慰労出張その他で金を残さないように使った例はあったように思います。
失礼ですが、私は慰労出張じゃないかと言うと、決してそういうことはございませんというようなことを言われる。私だけじゃなくて、見ている人がそういうことを言っております。それが二番目。 もう一点は、これは私の邪推かもしれませんが、選挙中に野村というアナウンサーが国会議員の収入というものを出しました。議員の給料は、歳費が二十五万円、それから調査費が十万円、計三十五万円。これに対しては税金がつく。
それはまあ私なんか県会におります際は年度末になると慰労の出張をさせたりいろいろかなり余裕がありましたが、今はもうほとんどそういうことはできないのじゃないか、非常にかりにあったとしても非常にまれなほど年度末の旅費の残りを慰労出張させたりいろいろするというようなことはきわめてまれな現象で、人件費の次に節約する旅費、庁費等もなかなか困難じゃないかというふうに考えますが、百五十四億円の節約、あのときの財政計画
政府の発表によれば、いわゆる随員同行の中には入つておりませんが、同じ飛行機で、同じ日程で、同じ日に日本に帰つて来るという予定でありますので、結局これは本朝の新聞にも報道しておりましたがごとく、佐藤榮作前自由党幹事長一人が自由党のどろをかぶつたことに対する慰労出張であるということすら言われております。
二十八年度の予算も丁度三月で二十八年度末になるので、どうかするといわゆる慰労出張というものがあつてみたり、それからものを非常に買つて早く使つておかんと、又来年度予算がとれんということがあるということも聞いておりますので、九日の日に閣議決定を経まして、二十八年度予算についてもあくまで緊縮的な節約をやつてもらいたいということの通知を各省に出すことにいたしたのであります。
○河野(一)政府委員 最初の年度末経費の濫費の問題でありますが、これは年度末において、場合によつては慰労出張が行われるとか、あるいは買込みをやるとか、予算を残しておくと、その次の査定で削られるからというようなことを聞くのでありますが、まだ完全に跡を絶つていないところがまだありますことは、私としてはまことに遺憾に存じております。
○増田国務大臣 従来、たとえば年度末にためておいて、いわゆる慰労出張といつたようなことをした例はあります。これは土橋さんも御存じの通りであります。あるいは土橋さん自身なさつたかどうか私は存じませんが、そういう事実もあります。なお三日で出張するようなところを、四日の出張ということにして、一日分だけは小づかいにして差上げるといつたようなことも、全然なかつたとは言えないと思います。
こういうことは昔の天皇陛下においては許されたと思いますけれども、今日国民諸君が非常な税金を納めるために苦しんで、むしろ旗を立てて税務署、あるいは所轄の官庁に陳情をし、あるいは要請をし、あるいは税金の引下げ、修正を要求しておるただいまの時期においては、政府がそのような慰労出張を認めるとか、あるいはそういうことをやるということは、まさに職権濫用であります。
なお出張は中堅幹部以上でしようが、むしろそういう慰労出張等をやるならば、あまねく均霑させた方がいい。どうせこれもあまりいいことではないが、そういう点については公平をはかる必要があると思います。しかし全体として慰労出張なんかはまずすべきでない。職務の出張は必要に応じて出張すべきものであると考えておりますから、従来弊風がありましたならば、将来は気をつけて参りたいと思つております。