2021-03-16 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
小売店だけでなく、農家さんも、慣行農法から有機農法に切り替えたくても、失敗して減収したときのダメージや販路の確保を考えるとなかなか挑戦しづらいのも現実です。 やはり、有機農家さんというか、農家さんに有機について語ると、やはりこの有機JAS認証、保証なりサポートをしていただきたいという声が断トツに多いです。昨年にも有機JASの取得に掛かる費用についてお聞きしました。
小売店だけでなく、農家さんも、慣行農法から有機農法に切り替えたくても、失敗して減収したときのダメージや販路の確保を考えるとなかなか挑戦しづらいのも現実です。 やはり、有機農家さんというか、農家さんに有機について語ると、やはりこの有機JAS認証、保証なりサポートをしていただきたいという声が断トツに多いです。昨年にも有機JASの取得に掛かる費用についてお聞きしました。
そこで思ったことは、残念ながら、このグローバルGAPの話をしても、今までの慣行農法をやっている、慣行農業をやっている、今までのやり方をやっている方は、そんなこと言ったって無理だよと言うんです。無理だと言う方には申しわけないけれども、まあ無理だと言うんですから、できると言う人たちを頑張って応援しようということで、ちなみに、この五所川原農林高校の皆さんはお米とリンゴでグローバルGAPを取っています。
慣行農法から減肥・減農薬栽培や有機農業などに取り組む農家に対し、持続農業法を改正して、同法の中に耕作面積に対する直接支払いを盛り込む手法などを考えるべきだというふうに思います。 農林水産委員会の皆さんとも御議論いただきながら、本当の意味での担い手農家が明るさの見える、また農村が活性化するような経営安定対策になるようよろしくお願い申し上げ、意見とさせていただきます。 ありがとうございました。
○紙智子君 諸外国の例も参考にということもお話ありましたけれども、この環境保全型農業で稲作、野菜とも、十アール当たりの所得でいいますと、慣行農法よりも上回っているんですけれども、労働時間も上回っていると。作付規模が小さくなって、稲作でいえば労働時間一時間当たり所得で千六百六十一円、慣行農法に比べると五・六%低くなっていると。
それで、有機農業に関する統計は我が国は存在しないそうなんですけれども、二〇〇〇年センサスで、環境保全型農業の取組について調査をしていると思うので、特に無農薬・無化学肥料に取り組んでいる農家、それから慣行農法の二分の一以下の減農薬・減化学肥料に取り組んでいる農家の数がどうなっているのか、お答えください。
それから、慣行的な農法、慣行農法と比較をいたしまして、農薬、化学肥料の使用を二分の一以下に抑えているいわゆる減農薬・減化学肥料栽培に取り組んでいる農家数三十一万五千戸でございまして、販売農家数に占める割合が約一三・五%でございます。
農業生産性の永続的繁栄を図ろうとするならば、農民も技術者も慣行農法の欠陥を謙虚に反省してその改善対策に立ち上がるとともに、政府当局としては、土地生産力高度発揮への指導義務が全うされなければならないと考えます。 言うまでもなく農業の最も重要な資本は地力であり、農業とは農民の労働を通じて地力を生み出す産業であります。
しかしながら、慣行農法の欠陥を指摘する場合、事地力増進の把握に関してはほとんど非科学的であると私は断定せざるを得ないのです。すなわち、農業を専業とする農民が、農作物を育成するに当たって基本常識とも言えることを、全部とは言わないが、ほとんど知らないのであります。たとえば、一、自己の経営する農地土壌の反応、すなわちPHを知らない。