2014-05-20 第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
○山口和之君 以前に、就労のところで慢性腰痛の話もさせていただきましたけれども、そういうところから、ほとんど寝ていなければ、もう動きたくもなくひどい痛みに悩まされる方々もいらっしゃる。痛みは死そのものよりも恐ろしい暴君であるとシュバイツァー博士も言っているそうです。そういうことから、是非我が国においてもこの分野の発展を期待いたします。
○山口和之君 以前に、就労のところで慢性腰痛の話もさせていただきましたけれども、そういうところから、ほとんど寝ていなければ、もう動きたくもなくひどい痛みに悩まされる方々もいらっしゃる。痛みは死そのものよりも恐ろしい暴君であるとシュバイツァー博士も言っているそうです。そういうことから、是非我が国においてもこの分野の発展を期待いたします。
最後に、こうした慢性腰痛の公務認定につきまして労働現場の実態に即した御判断を僕としてはお願いしたいのと、腰痛の予防対策について少しお伺いしたいんですけれども、養護学校の教員などの腰痛予防対策といたしまして腰痛予防健診、腰痛の教員に対する軽減措置が必要だと思うわけです。何より教員の増配置が重要と考えるわけですけれども、これは文部省の方からお伺いをしたいと思います。
○西川潔君 これまでは急性腰痛以外の慢性腰痛についてはほとんど公務との因果関係は認められてこなかったということですが、今回の判決を踏まえた公務災害上における腰痛に対する認識と、認定の判断基準についての見直しということについてどうお考えであるか、お伺いしたいと思います。
ここに論文があるんですけれども、杏林大学の医学部の上畑先生がお書きになっているんですけれども、深夜勤務に従事する代表的な職業ですね、看護婦、電話交換手、スチュワーデスについて、慢性腰痛症、頸肩腕障害等の過労性の病気が多発している、こういうような研究論文があるわけでございます。ですから、そもそも深夜業というのは人間の健康にとっていけないものである。
そうなりますと、施設空間が急激に狭くなり、加えて日常介護で職員の負担が急激に増大しているのが実情であり、当施設においても四十五年当時においては慢性腰痛症を訴える者が八割にも達したとのことであります。その後、労災認定が受けられるようになり、初期の段階で治療に当たることが可能となり、労働条件は改善を見ております。