1984-08-07 第101回国会 参議院 本会議 第29号
まず、私は、子供たちの未来と日本の将来にかかわるこの重大法案が、国民の大きな反対の声を押し切って、我が党の慎重審議要求を顧みず委員会で採決されたことに対し、厳しく抗議するものです。 しかも、教育改革を進めるに当たって基本的なことは、何よりも国民の信頼を得ることです。
まず、私は、子供たちの未来と日本の将来にかかわるこの重大法案が、国民の大きな反対の声を押し切って、我が党の慎重審議要求を顧みず委員会で採決されたことに対し、厳しく抗議するものです。 しかも、教育改革を進めるに当たって基本的なことは、何よりも国民の信頼を得ることです。
参議院においても、これら重大な問題点の解明をほとんどなされないまま、私どもの慎重審議要求にもかかわらず、質疑を議了し、採決に入るがごときは、国会を形骸化させることのみならず、まさにファッショ的な暴挙である、このように言わざるを得ません。これこそ学術会議の意向を無視した、学術会議への介入そのものでなくて何でしょうか。かかる行為は、参議院の自殺行為であり、議会制民主主義への挑戦であります。
○佐藤昭夫君 私は、まず、わが党の慎重審議要求にもかかわらず、日本学術会議法の一部を改正する法律案の議了、採決をいま強行しようとする委員長並びに自民、公明、民社党を初めとする諸君に対して、厳しく抗議するものであります。 本改正案は、日本学術会議の根本的性格を変える重大な内容を持つものであります。しかも、わずか十数時間足らずの質疑を通しても、きわめて重要な問題が多々明らかにされました。