2017-05-11 第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
また一方、御指摘のように、栄養塩類が規制で低下したということで、漁業生産の低下につながっているという指摘もなされているのは承知しておりますけれども、例えばですが、伊勢湾で、燐酸態燐などの栄養塩類が低下することと漁業生産量との間に明確な関連性というのはまだ確認されておらないので、やはり、先ほど水産庁さんからもお話がありましたけれども、農林水産省さんからもお話がありましたけれども、科学的知見の蓄積が必要
また一方、御指摘のように、栄養塩類が規制で低下したということで、漁業生産の低下につながっているという指摘もなされているのは承知しておりますけれども、例えばですが、伊勢湾で、燐酸態燐などの栄養塩類が低下することと漁業生産量との間に明確な関連性というのはまだ確認されておらないので、やはり、先ほど水産庁さんからもお話がありましたけれども、農林水産省さんからもお話がありましたけれども、科学的知見の蓄積が必要
したがいまして、燐の場合はトータル燐と燐酸態燐という二種類ぐらいですが、窒素の場合は四種類以上ございます。通常は四種類はあると言われております。これも濃度によってまたいろんな処理技術の方も考えなくちゃならぬ。
燐の方は大体トータル燐なりあるいは燐酸態燐というような二種類ぐらいに普通われわれ分けて言っていますが、窒素の場合はこれは四種類ぐらい普通われわれは言っております。ですから、その存在形態自身が燐と違いましてもっと複雑でございます。したがいまして、そういう形態別、濃度別にもこれをどうやって除去するかというところが非常に燐と違ってむずかしい。
一つは、存在形態からいたしまして、燐の方の場合は大体全燐——トータルPでございますが、全燐と燐酸態燐と二種類ぐらいで大体分けられます。窒素の場合は非常に複雑でございまして、普通われわれ考えていますのでは大体四種類ぐらいに分かれております。トータル窒素、それからアンモニア態窒素、亜硝態窒素、硝酸態窒素というようなことで、非常に存在形態が燐と違いまして多様でございます。
形態からいたしましても、燐の場合はトータル燐と燐酸態燐の二種類に大体分かれると思いますが、窒素の場合はトータルNのほかに亜硝酸態窒素、硝酸態窒素、アンモニア態窒素、いろいろ種類がございまして、これらのものを削減していくについては手法がむずかしい、しかもまた凝集沈でんというような簡単なやり方ではできないということで、いろいろ技術開発の検討中でございますので、今回は政府案としては燐の行政指導による削減、