1969-03-18 第61回国会 参議院 社会労働委員会 第7号
これは、私は感染症が専門家でありますので、いろいろ興味を持って見ておりますが、普通、変型菌などというものは、ほとんど皮膚に化膿を起こすことはないわけですね。そういうもので起こってくるということです。それで、多少やはり網内系でそういう抵抗力が減弱している、こういうことは確かです。
これは、私は感染症が専門家でありますので、いろいろ興味を持って見ておりますが、普通、変型菌などというものは、ほとんど皮膚に化膿を起こすことはないわけですね。そういうもので起こってくるということです。それで、多少やはり網内系でそういう抵抗力が減弱している、こういうことは確かです。
それから症例の二年間で四十例以上扱うということの中には、少なくとも消化器、循環器、内分泌、代謝、血液、泌尿器、呼吸器、神経、アレルギー、膠原病、感染症等の例をそれぞれ二例ずつ以上は必ず含ませるようにしてほしい。また、救急患者も相当数は扱ってほしい。また、外来患者についても、一人の患者の初めからしまいまでのレポートをきちんとしたものを少なくとも八十例以上は扱ってほしい。
そして医科学研究所は感染症、ガンその他の特定疾患に関する学理及び応用の研究となっている。私はしろうとですからよくわかりませんけれども、業務内容をともかくも見てみますと、しろうと目にはこれは伝染病と感染症の違いもよくわかりませんけれども、内容的には非常に似通っておるし、それから旧伝研から予防研究所が分離をされたいきさつからいっても、この両方はさい然と区別する業務内容ではないと思うのです。
結局、いま申し上げましたように胎生期感染症とか、先天性脳症とか、あるいは生来性不明原因による脳症、こういうのが多いですね。あるいはお産、異常産等による不幸な子供の出生を見ておるわけです。ところが、日本ではまだそれに対して一部の人が手をつけておる。日赤産院の三谷博士とか、あるいは名古屋の大学でもモンゴリズムの研究をしていらっしゃる。
ヒベルギーというのは、からだがアレルギーのような状態、すなわちぜんそくのようなものを持っておるとか、あるいはリューマチでいえばリューマチが発生した当時のこと、あるいはからだが感染症を来たすというのがヒペルギーの状態。その逆がヒポエルギーで、ガン患者は私の感じではヒポエルギーの状態にあるような気がします。こういつた点で、ヒポエルギーのような状態にガンが発生しやすいのではないか。
しかしながら、この病気はいわゆる最近逐次問題になってきましたオウム病とか、その他新しいヴィールスによる新感染症と同様に未知であって、しかも相当人間に重要であるらしいとされてきました新感染症の有力な一つとみなされておりまして、従って、これの研究が進みますと、案外人間に広範囲に影響がされておったかもわからぬと、こういうような見込みを立てまして、去る昭和三十二年から科学研究費でこれを重視いたしまして、トキソプラズマ
そういうものが今度は非常に新しいいい薬があつたために、そういう形で死なないで来たというのに過ぎないので、これは一般のほかの病気につきましてもだんだんにいわゆる感染症、伝染病というものが減つて来て、高血圧とか、ガンとかこういうものの死亡率が多くなるのと同じようなことで、ちつとも不思議がないことだと思います。もう一つ同じような議論があります。