2021-02-24 第204回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
○大河原委員 一番脆弱な、そして私たちの市民生活に欠かせないエッセンシャルワーカーの方たち、介護職もそうです、医療職もそう、それから保育もそうです、女性たちが行ってきたケア労働、感情労働、この再評価がやはりこれまで全くされてこなかったんじゃないかというふうに思いますが、その点はいかがですか。
○大河原委員 一番脆弱な、そして私たちの市民生活に欠かせないエッセンシャルワーカーの方たち、介護職もそうです、医療職もそう、それから保育もそうです、女性たちが行ってきたケア労働、感情労働、この再評価がやはりこれまで全くされてこなかったんじゃないかというふうに思いますが、その点はいかがですか。
先ほどから何回もございますように、やっぱり児童福祉司の仕事って感情労働じゃないですか。私、やっぱりそこ、すごく受け止めるというその役目も必要で、いわゆる業務のスーパーバイズをするだけではなく、もっと労働者として私はケアする必要があるのではないかと思いますけれども、参考人の御意見いただけますでしょうか。お願い申し上げます。
私はここでぜひ大臣にもう一つ指摘をしておきたいんですけれども、介護や医療現場というのは、そもそも、患者さんや弱い立場に対して、働く側がある意味の母性を持って弱い者を守っていかなきゃいけないという立場に立たされる、ある種の厳しい感情労働であります。ここがまたハラスメントの起こりやすさとも関係をいたしております。
感情労働だと言われて、精神的にも非常に負荷が大きい。 深夜二時から六時の身体的低調期と言われる時間帯があるそうですが、こういう場合の乗務制限やあるいはサーカディアンリズム、体内時計の考慮を含めて、疲労管理に当たってこの客室乗務員の就労環境の特殊性を踏まえた対応を検討する必要があると考えますが、大臣、いかがでしょうか。
そういう点で、対人ケア労働固有の大きな、感情労働と言われるような問題も含めて議論すべき領域があるんじゃないかと思います。
肉体労働で疲れたときには体を休めればいいですし、頭脳労働のときは頭を休めればいいですけれども、感情労働というのはなかなかそのストレスが取れづらいですし、後から引きずってしまうようなこともございます。
今、一番日本が失いつつあるのが感情労働の皆様方に対しての施策でございます。保育もそう、まさにこの介護もそうです。自分の感情を抑えながら、しっかりといい介護の、質の高いものを、それは大変難しいことです。日々日々自分の心がすり減っていく、そういうものをどうやってシステムとして支えていくのか、それが一番大事なんではないんでしょうか。 では、部長にお伺いをさせていただきます。
その高齢者虐待防止法の中でも様々な調査を行っていただいておりますけれども、虐待の理由、その中に感情労働による負担というものも含まれていたんではないでしょうか。