今さまざまな、感応機雷だとか、私もよくわかりませんが、海底のカプセルに魚雷を内蔵するような、そういう魚雷なんかも出てきている、新しい魚雷がどんどん出てきているということでありますから、そういった魚雷、そういった機雷なんかにも対応できるように、とにかく条約を改正していくなり新しい条約を結んでいくなりということを、日本として提案していったらどうかなというふうにも思うわけでありますが、もう一回お答えいただけますか
玄葉光一郎
同じようなことになりますが、機雷は、敷設状態によって係維機雷と沈底機雷等がありまして、発火方式によって、触発機雷あるいは感応機雷等があります。このうち感応機雷につきましては、磁気や音響、水圧などに感応するもの、あるいはこれらが複合して作用するもの、さらに、何回か通過しないと爆発しないもの等がございます。
野呂田芳成
ペルシャ湾に敷設されている機雷の種類にもよると思うのでございますけれども、いわゆる磁気なり音響に感応する沈底した感応機雷というものが最近はいろいろな種類のものがございまして、海面を一回通過しただけではあえて反応せずに、二度目あるいは三度目にようやく反応するようにあらかじめ仕組まれたような、そのような機雷もございます。
畠山蕃
感応機雷もあれば係維機雷もありますし、磁気機雷もあります。あるいはキャプター型のホーミング、一万メートルも追っかける機雷もあります。ありますが、浅くて季節風で荒いから、役に立たないのですよ。単純な機雷を入れるのですよ、三線ばかり。それは日本の自衛隊にはどうにもならないのです。その前に向こうの基地をたたくことになっている。できないのですよ。だからはっきりできないと言っているのです。そうでしょう。
大出俊
そうしましたところが、約二百五十キロ爆弾が五個、それから五、六インチの砲弾が三個、それから四十五センチ感応機雷というのが二個、それから百五十キロ爆弾が一個。それから疑いがあるのは、爆弾が一個に砲弾が四個。これは大体あるということは、もうわかっているわけです。ですから、これをそのままほっておくわけにはいかないわけですよ。
鈴切康雄
そこで、いわゆる磁気感応機雷といいますか、磁力線によって爆発させるという機構を持っておりましたそういう磁気感応のメカニズム、そういうものはまずほとんど死んでいるようでございます。したがって、いまあぶないのは、その本体に対して変な衝撃を与えたというようなときにどうも爆発するおそれがあるということのようであります。
岡部保
におきますところの機雷その他の爆発物、そういったものを、海上自衛隊が持っておる現有能力によって除去し処理しなさい、すなわち海上交通のためにあるいは航行の安全のために十分であるようなそういう掃海をしなさいというのが、法の趣旨ではないかというふうに私ども理解しているわけでございますが、いずれにいたしましても、米軍が投下敷設いたしました機雷と申しますのは、先ほど先生のほうからのお話にもございましたように、磁気感応機雷
福田勝一
ただ、おたくからもらった表でも、新潟港に落ちました感応機雷が七百八十一の中で、処分されたものが四百四、残存数が三百七十七という表が出ているんですよ。そうしますと、三百七十七の残存機雷はちゃんとやっぱり撤去するだけの熱意を持ってもらわぬと、これは掃海区域ですから知りませんでは責任のがれだと思う。だから、作業をする前に運輸省が探査することも必要です。
小柳勇
一九五〇年八月、極東アメリカ海軍部隊司令官C・ターナー・ジョイ中将の参謀副官アーレイ・バーク少将は、アメリカ海軍が相当の障害を排除し得る掃海部隊を持っていないこと、特に北朝鮮海域に進入すれば複雑なソビエト製感応機雷に遭遇する可能性についてよく知っていた。この感応機雷を処理できる高い練度を持つ大きな掃海部隊がたった一つあった。
楢崎弥之助
○久保政府委員 感応機雷と、それからもう一つ何かの機能の複合した機雷であろうといわれておりますが、もう一つの性格はちょっと忘れました。
久保卓也
○伊藤(惣)委員 感応機雷と接触機雷でしょう。その感応機雷には三種類ぐらいございまして、磁気機雷と、それから圧力、水圧の機雷、さらに音響機雷と分かれますね。そして接触機雷は、古いものであって、丸いものにとげが出ているものです。そうですね。
伊藤惣助丸
○説明員(大西誠一郎君) 機雷の種類でございますが、現在多く使われると一般に軍事専門家の間でいわれておりますのは、触発機雷と感応機雷二つに分けられまして、触発機雷というのは、私どもが第二次大戦等で承知をしております角の出ておる、つまり機械的に衝撃を受けた場合には爆発をするという機雷でございます。
大西誠一郎
ところが、二十年前の戦争のために、つまりこれはアメリカの感応機雷にぶつかって沈没した、戦争という国の責任によって沈没したこの室戸丸の気の毒な人々が、二十年たった今日までもなお何らの処置も実は受けていないということは、私はこれは許しがたいものだと思う。この点について、運輸大臣はどうお考えになりますか。
野原覺
終戦時日本近海には、日本海軍が敷設した係機雷——これはくくっておる機雷だと思いますが、五万五千三百四十七個と、米国海軍がB29及び潜水艦によって敷設した感応機雷六千五百四十六個、五万五千と六千五百四十六、この膨大な機雷が日本の近海には漂流しておったわけですね。
野原覺
しかしながら、御承知のように、何万という日本側の海軍の敷設した係機雷のほかに、またたくさんの米軍の感応機雷がございまして、掃海はずっと継続しておりました。
小幡久男
ところがロシヤ並びにアメリカにおいて発明されました感応機雷は、あるいは音響によりあるいは自力によりあるいは水圧によりこれらの危険性は終戦後においても相当な持続をする。十年もその爆発の持続力がある。しかもそれに対しましては、掃海の方法は非常に困難である。一体こういう武器を使うことは戦時国際法違反であると考えるのでありますが、岡崎外務大臣はいかがお考えになつておりますか、お伺いしたいと思います。
大久保武雄
現在においてはシュノーケル潜水艦、あるいは磁気をもつて作用する感応機雷、こういうものの敷設による海上封鎖はきわめて短時日に成立する。こういう点に対して保安庁側におきましては、いかなるお考えをお持ちであるか。
大久保武雄
なお一面におきまして、戦時中に敷設せられました感応機雷の処理を行う航路啓開所というものを設置いたしまして、これらによつて先般瀬戸内等の航路だけは安全宣言をし得るようになり、又主要港湾に対する航路も安全宣言を逐次やつて行けるような状態に入つて来ておるわけでございます。
柳沢米吉
これにつきましては、現在残つております機雷の種類は感応機雷が瀬戸内その他に残つておるようでございますが、これらを相当処理して来ております。その処理の方法は先ず船舶の交通が最も頻繁なる航路を選んで、この航路の幅員を二千メートル或いは三千メートルの幅を以ちまして航路の掃海をやつているのであります。このメイン航路から各港湾に対しましての航路筋、これを主体として掃海をやつて来ております。
柳沢米吉
特にこの掃海でむずかしいのは機雷の掃海でありますが、この機雷は特に海上保安庁等も、連合軍の方から特別の指令を受けておりまして、入念にやるようにというようなことで、愼重を期しておるそうでありますが、この際ちよつと機雷の状況をつけ加えて特に申し上げておきますと、普通機雷と感応機雷というのにわかれておりますが、普通機雷が大体日本近海で五万五千箇、そのうち二千六百箇は大体において深海であるから、漁業の操業にはそう
川端佳夫