1992-11-30 第125回国会 衆議院 商工委員会 第2号
について例を挙げますと、例えば亜鉛を製錬いたしますときに発生するカドミウム酸化物、これは集じん機で取り集めましたごみである場合と、それが液体になっておるいわゆる沈殿物である場合と両方がございますが、こういったものを諸外国から輸入いたしまして、この中から必要なカドミウムをとるといったような、こういったような有効利用をするものもございますし、さらにはセレン、これはセレンスクラップというものを、これは複写機の感光部
について例を挙げますと、例えば亜鉛を製錬いたしますときに発生するカドミウム酸化物、これは集じん機で取り集めましたごみである場合と、それが液体になっておるいわゆる沈殿物である場合と両方がございますが、こういったものを諸外国から輸入いたしまして、この中から必要なカドミウムをとるといったような、こういったような有効利用をするものもございますし、さらにはセレン、これはセレンスクラップというものを、これは複写機の感光部
さらに、複写機の感光部の部品関係でございます感光ドラムというのを製造する過程で出てまいりますセレンスクラップを約四十トン、アメリカ及び韓国から八九年で四十トン、九一年で十五トンでございますが、こういうものを輸入いたしまして、これからセレンを回収しておる。
あとその他カドミウム以外につきましても、複写機の感光部の部品製造工程で発生いたします感光ドラムの中にセレンスクラップというのがございますが、そのセレンスクラップを輸入いたしまして、そこから希少金属でありますセレンを取り出す、こういったようなことがございまして、昨年の実績ですとアメリカからセレンスクラップを十五トン輸入しておる、そういったような事例が散見されるわけでございます。