2000-04-21 第147回国会 衆議院 商工委員会 第13号
○中島政府参考人 本法案におきましては、部品等の再利用を促進するための措置を講じることにしているわけでございますが、その製品の指定の際には、一例を挙げますと、複写機のように、製品の通常の使用期間に対しまして、内部の幾つかの部品、例えば感光ドラムとかあるいはレンズといったような光学部品でございますが、そういったものは寿命が長くなってございます。
○中島政府参考人 本法案におきましては、部品等の再利用を促進するための措置を講じることにしているわけでございますが、その製品の指定の際には、一例を挙げますと、複写機のように、製品の通常の使用期間に対しまして、内部の幾つかの部品、例えば感光ドラムとかあるいはレンズといったような光学部品でございますが、そういったものは寿命が長くなってございます。
そのほかに、コピー機の使用済み感光ドラムといったようなものをこれもアメリカから輸入いたしておりまして、そこからセレンを回収しておるといったような事例が見られておる、そんな状況でございます。
したがいまして、先ほど申し上げましたように、全体の数字はございませんが、リサイクル目的で輸出されているものといたしましては鉛くずとか亜鉛製錬時に発生するカドミウム酸化物、コピー機の使用済み感光ドラム等を輸出または輸入して再生利用をいたしております。
酸化物、これは集じん機で取り集めましたごみである場合と、それが液体になっておるいわゆる沈殿物である場合と両方がございますが、こういったものを諸外国から輸入いたしまして、この中から必要なカドミウムをとるといったような、こういったような有効利用をするものもございますし、さらにはセレン、これはセレンスクラップというものを、これは複写機の感光部の部品なんかの製造工程で発生するものでございますが、こういった感光ドラム
さらに、複写機の感光部の部品関係でございます感光ドラムというのを製造する過程で出てまいりますセレンスクラップを約四十トン、アメリカ及び韓国から八九年で四十トン、九一年で十五トンでございますが、こういうものを輸入いたしまして、これからセレンを回収しておる。
あとその他カドミウム以外につきましても、複写機の感光部の部品製造工程で発生いたします感光ドラムの中にセレンスクラップというのがございますが、そのセレンスクラップを輸入いたしまして、そこから希少金属でありますセレンを取り出す、こういったようなことがございまして、昨年の実績ですとアメリカからセレンスクラップを十五トン輸入しておる、そういったような事例が散見されるわけでございます。