1979-03-01 第87回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第3号
それから末端の支派線は愛知用水土地改良区が直接管理をする、こういったかっこうでやっておりますが、十七年を経過して農業用水、都市用水、それから工業用水、かなり多目的な機能も発揮していると思います。ただ、いま私ども一つの問題点として意識しておりますのは、規模が大きなわりには管理の形がややおくれているのではないかという感じも、率直に申し上げればするわけでございます。
それから末端の支派線は愛知用水土地改良区が直接管理をする、こういったかっこうでやっておりますが、十七年を経過して農業用水、都市用水、それから工業用水、かなり多目的な機能も発揮していると思います。ただ、いま私ども一つの問題点として意識しておりますのは、規模が大きなわりには管理の形がややおくれているのではないかという感じも、率直に申し上げればするわけでございます。
今回の合併に伴います措置は、愛知用水公団の権利と義務を一切水資源公団のほうに引き継ぐということになっておりますので、愛知用水土地改良区の同意を法律的に、事務的に進めなければならぬということにはなっておらないわけでございます。つまり、愛知用水土地改良区と愛知用水公団が従来結んでおりました、持っております権利と義務はそのままそっくり水資源公団に移るという、こういうたてまえでございます。
やはり愛知用水の事業目的からいたしまして、知多半島、あの辺の農業の水というのが一番主体でございましたために、愛知用水土地改良区の同意なり何なりなしにこういう問題が解決できるとは私どもも思っておりません。
○佐々木説明員 愛知用水土地改良区の間に今回の統合合併に反対であるという声を私どものほうは受け取っておりませんが、問題は、実質的に愛知用水土地改良区が従来やってきておること、それから今後いろいろ約束されておること、水の管理、配分、それからいまの使用の問題、これらのことが従来の経緯等をそのまま受け継がれていかれるならば、統合されたといたしましても、愛知用水の管理というものは従来のとおりにやる方法をとっております
○佐々木説明員 愛知用水土地改良区が負担すべ額きというのは、先ほど申し上げましたように、事業費に対しましては利子を含めて総体で四万三千円、そのほかに施設費や管理費が……。
しかし、農民への賦課金は、昭和三十六年の梅雨前線集中豪雨による災害もありましたので、昭和三十七年十二月に関係三土地改良区にそれぞれ一括して賦課いたし、関係土地改良区、県当局とともに関係農民各位に対し趣旨の徹底をはかる等の努力を重ねてまいりましたが、社会情勢の変化による影響等のほかに、関係面積の大部分を占める愛知用水土地改良区において内部体制の問題もあって各農家への賦課がおくれている等種々の事情が重なり
○丹羽(雅)政府委員 愛知用水の負担金は、先生十分御存じのとおり、愛知用水公団から愛知用水土地改良区及びほか二土地改良区に負担金をおろしまして、それで農民の負担部分を土地改良区が今度は農民におろすわけであります。このおろすべき面積の確定につきまして、両者の間に意見の相違がございまして、面積を目下県庁が間に入りまして、その受益面積の確定の作業を急いでおるわけであります。
雄彦君 参 考 人 (愛知用水公団 理事) 伊藤 佐君 参 考 人 (愛知県総務部 長) 松尾 信資君 参 考 人 (愛知県農地部 長) 森山貞之丞君 参 考 人 (愛知用水土地 改良
○角屋委員 さらに、農地の造成・整備の関係では、耕地整備事業の関係はまだこれからの問題か具体的な実態としてあるわけで、団体の愛知用水耕地整備事菜としての四千五百七十二ヘクタールの関係以外に、愛知用水土地改良の関係では六千四百二十一ヘクタールの問題か本事業採択基準と関連をして一団地二十ヘクタール以上のものということでは対象として出て参るかと数字的に思うのですが、さらに非補助融資事業等も含めて、これから
愛知用水公団法の一部を改正する法律案審査のため、参考人として、来たる十七日の委員会に、愛知県知事桑原幹根君、愛知用水公団総裁濱口雄彦君及び愛知用水土地改良区理事長日高啓夫君の出頭を求め、その意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
さようなことからこの愛知用水土地改良事業が終了いたしました後におきましては、この技術陣を保存いたしまして、そして同様の事業を他に求めまして、これを転用していきたい、かような考えを持っております。
○日高参考人 愛知用水土地改良区理事長の日高啓夫でございます。御指名をいただきまして、愛知用水事業につきまして常日ごろ非常な御支援、御協力をいただいております先生方にまずもってお礼を申し上げる次第であります。
本日出席の参考人は、愛知用水公団総裁濱口雄彦君、同副総裁野田清武君、同理事伊藤佐君、同理事瀬戸忠武君、愛知県知事桑原幹根君、同総務部長岩瀬繁一君、同商工部長喜多庄一君、同農林部長山分一郎君、同農地部長森山貞之丞君、愛知用水土地改良区理事長日高啓夫君、以上十名の方々であります。 この際参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。
「愛知用水土地改良区の試算について」という資料をわれわれは拝見しておりますが、これによりますと、第一次の総収益増加生産額が三十八億一千三百五十五万三千円、反当り一万三千二百八十四円。これが、第二次を省略して第三次に至りますと、総収益増加生産額が十五億二千二百三十万九千円、反当にして六千百三十円と、驚くべし半分以下に計画が減じられたことは、いかような理由に基くものでございますか。
次に、愛知用水土地改良区理事長からわれわれに対しなされた陳情の大要をつけ加えておきます。すなわち、耕地整理事業の予算を増額して、受益畑地灌漑地域全部をその対象とすること、可搬灌水器の購入に対し低利資金を融通すること、畑地灌漑に対する試験研究及び営農指導態勢を早急に確立すること、愛知用水の農民負担は過重であるから適正負担額に改めること等であります。
○渡部政府委員 愛知用水事業につきましては、昭和二十四、五年ごろからこの計画が地元で進められておったのでありますが、昭和二十七年に愛知用水土地改良区という改良区から土地改良法に基きまして専業の概要を定め、地区内の三分の二の同意をとってこの計画を国営として採択するようにという申請が愛知県から出てきたのであります。その後この計画につきまして詳細なる調査を進めて参りました。
○渡部(伍)政府委員 愛知用水の計画につきましては、昭和二十七年に愛知用水土地改良区は、木曾川から水を引く国営の土地改良事業というものを、土地改良法に基きまして利益地域の三分の二の同意をとって、県を通じて農林省に申請してきたのであります。それに基いてその後具体的に調査をいたし、さらに世界銀行等からの調査を願いまして、計画を順次精密なものにしていっておるのであります。