2004-03-01 第159回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
それで、具体的に申し上げますと、これは一九六二年三月八日の人民日報に書いてありますけれども、帝政ロシアと清朝政府が結んだ不平等条約の例としまして、愛琿条約、天津条約、北京条約、イリ条約、これを挙げております。そして、香港が返ることによりまして、対西洋の列強との間の不平等条約はなくなった。
それで、具体的に申し上げますと、これは一九六二年三月八日の人民日報に書いてありますけれども、帝政ロシアと清朝政府が結んだ不平等条約の例としまして、愛琿条約、天津条約、北京条約、イリ条約、これを挙げております。そして、香港が返ることによりまして、対西洋の列強との間の不平等条約はなくなった。
○武藤政府委員 現在、ソ連との間に領土問題が表立った懸案となっておりますのは中国でございまして、中ソ国境紛争については御承知のとおりでございますが、状況を簡単に申し上げますと、中ソ間の国境は、たとえば一八五八年の愛琿条約、天津条約あるいは一八六〇年の北京条約等で一応定められているわけでございます。
それは天津条約、北京条約、イリ条約、愛琿条約等々であるという指摘の中で中ソ対立が激化していった経緯を見ますと、やはり北方領土を返還するという問題は、ソ連にとって欧州における国境凍結問題にも絡んで非常にむずかしい問題であることは、十分理解しなければならない。しかし、にもかかわらず日本はこのむずかしい問題と取り組まなければならぬ、この辺が非常に大変な問題だと思うのであります。
ただ、御承知のように中ソ論争のもととなっております領土は、愛琿条約とかネルチンスク条約とか、清朝とソ連が結びました条約がもとだというふうに中国の主張がなっております。沿海州全部というようなことにもなっておりますので、もし中国の主張が正しければ、それなど一例でございます。
これはそれとして、この問題はきわめて不気味な危険性を含んでいることは事実でして、ソ連のほうでは極東シベリアにおける弾頭ミサイル兵器の展開のことをわざわざ中共にリマインドするというような手まで使っているということ、並びに、とにもかくにもソ連としては、ソ連のことですから、ツアーの帝国主義時代の遺産である愛琿条約、北京条約の、アムール川から北のシベリアとかあるいはいまの沿海州ですね、そういうような中央アジア
一々申し上げる必要もないかと思いますが、北京条約とか愛琿条約とか、そういう観点からして、あの島——ウスリー川の中にある島ですが、あそこを含めて条約的に古くからソ連領土、ソ連側としては、明らかに条理上もわがほうの領土である、ここいら辺は一方的な説明だと思いますけれども、われわれとしては、本件については領土欲で拡張して云々というようなことは毛頭考えていないのだという補足的な説明をいたしておりましたが、地図