1947-08-19 第1回国会 衆議院 本会議 第26号
(拍手)経済的裏づけを持たない一方的供出を強要したり、食糧の増産意欲を枯渇するような結果を招いたりしたことは、われわれのなすべき最善の努力が足りなかつたものとして、これは政府もわれわれも心すべきことであります。
(拍手)経済的裏づけを持たない一方的供出を強要したり、食糧の増産意欲を枯渇するような結果を招いたりしたことは、われわれのなすべき最善の努力が足りなかつたものとして、これは政府もわれわれも心すべきことであります。
政府は、この際新鮮な食料品を統制のわくよりはずして、自由販賣として生産者の生産意欲を高揚し、消費者の利便をはかるような政策をとられるお考えではありませうか。ないとするならば、われわれはお獎めしたいのであります。 先日も農相は、今度は主食物を緩和するように、完全に供出済み農家の余剩米を小包で送るようにしたから、今後は食糧は緩和するであろうと、こう御発表になりました。事実はいかがでありましようか。
すなわち、当面する麦・馬鈴薯の買上げを初め、國内の食糧の総合的活用につき、積極果断なる措置をとることはよいけれども、一歩を誤ると、農業者が次の生産に対し、生産意欲を阻害し、あるいはまた供出について惡い感情をもつ結果になるおそれがありまするから、かようなことにならぬように十分注意をせなければならぬのであります。
いわゆる正しい政治意欲に燃えて、正しい政治をやろうという意欲に燃えたところの黨員の零細な黨費では、とうてい賄い得ない、かように考えます。また寄附いたしましても、何らかの保證がない限り、直接の利益が伴わない限りは、そう簡單に寄附をするものはないと思う。
木材の需要者に対しましては、極めて簡單に着手できるよう処理をすることが、住宅建設の意欲を高めることは一目瞭然たるものがあります。又金のある人にはできるだけ早く復興の促進を図り、そうしてこれを漿励して建築をさせる。又これは土地柄によつて違います。都会地も田舎もこの足りない住宅は同じことでございますが、田舎は金が足りなくても、なくても、木材でもあれば何とかかんとか建築はできるのでございます。
こういう状態では我々がいかに生産意欲を向上しようとしても、それは断じて生産意欲は向上し得ないのであります。この点について政府は食糧よりも何よりも我々家なき者にとつては、先ず家が必要であるということは私を徹底的に認識する必要があるということを要求したいのであります。
これは政府が先ず心配せなければならないが、政府の及ばざるところは一般庶民の人たちがこれに協力しなければならないのでありまして、この住宅を建てさせるためには、建てたい、住宅を建てようとする意欲を喚び起すような制度が必要であろうと思うのであります。若し今日のごとく、住宅を建てようとすれば、小さい住宅を建てるためにいろいろな複雑な手続を要する。いろいろな書類を作らなければいけない。
公團かできるために、生産意欲を少くしたり、あるいは生産を少くするというようなおそれが多分にありますので、消極的な方面をとらえず、私は積極的に、この公團ができることによつて生産意欲が上るという點にまでいかなければならないという観點で質疑をしたのであります。
殊に戰爭中濫過伐のはなはだしかつた民有林においては、ほとんど造林意欲が減退しきつておる。この現状では、前途が私は非常に憂慮にたえないのであります。
これがいかに勤労意欲を阻害しておるかということは、過般常磐あるいは北海道に親しく現地を見られましたところの商工大臣は、十分御承知のはずであります。この点につきましても、率直果敢に徹底的なる改革を願われたいと思うのであります。 要するにわれわれは、この画期的なる増産に対して、一片の感謝決議やあるいは一片の拍手をもつて感謝の意を現わすということだけでは満足するものではない。
問い詰めて見て、結局やはり勤勞の意欲がないということが感ぜられます。これをやらん限りは、幾ら資材を供給し、資金を供給し、その他の設備をやりましても、結局は皆少ししか働かぬというのであつたら、非常に勞多くして効果を擧げることができんということになりせはんか。
大體總活的に申しまして、この油糧というものはただ配給の適正をはかることのみが大きな目的になつておりますけれども、私はこの根本は國民の健康保持、いわゆる國家再建のために、一般國民の勤勞意欲を高揚する上において、こうした脂肪が必要であり、これらの量を殖やして、適正圓滑に配給するのが目的であると思うが、これはただ形式的の配給にとらわれまして、この公團はまつたく生れても價値なきものだと私は考えております。
元來家庭というものは愛情の獨占意欲によつて構成せられるものと考えるのであります。この愛情の獨占が、夫婦愛情の独占によつて始められたのか母と子の愛情によつて始められましたのか、これは問題があるわけでありまするが、要するに愛情の独占により結ばれたものであるとすると、姦通というのは、要するに、この独占権の侵害であります。
特に懸念いたしますことは上半期よりも下半期にはいつての、輸送の競合の問題でありまして、この點につきましては運輸當局の非常な御努力に拘わらず、實績を擧げることが困難な状態が起つて來るのではなかろうか、このために山元において増産の意欲が非常に旺盛になつておる今日において、この意欲が減退するようなことがあつては誠に申しわけがないというふうな氣がいたされるのであります。
一つは思想の混亂、人心の頽廢によりまする一般勞働者の勤勞意欲の低下、これは免がれんことであろうと思います。一つは戰敗によるところの一般物資の缺乏により働こうとしても能率が上らない、これによつて能率の向上ができないという點が一つであろうと思います。それから今申します食糧の不足による國民全體の能率の低下、この三つの面は爭われんと思うのであります。
勿論我々が聞く範圍内においては相當今政務次官が言われたような思想の下に道廳の人たちが非常に地理的においても、又食糧的においても非常にあすこは困難なところである、又氣候的にも非常に冬期あたりは格段の困難な條件下におかれておるところの從業員を以て、その人たちが擧つてやはりそういう勤勞意欲の點においては現下の日本再建について相當考えておるのだ。
なお漁業の民主化の問題についても、私どもはやはり勤勞漁民の立場から、その生産意欲を高揚して、漁業生産の増大をはかつていくというようなことが必要であろうと考えております。この問題につきましても、現在漁業權制度の改正に關連いたしましても、私どもの方でも十分考究をいたしておる點でございます。なお御意見のところは十分これを尊重いたして考えていきたい、かように思つております。
供出を終りましても、なお價格が決定しなかつたり、あるいはその價格が非常にあいまいであつたりすることは、非常に供出意欲並びに増産意欲を殺ぐものであると思うのであります。
(拍手)すなわち、この点よりいたしますならば、先ほどの御説明は、大略から見ますならばごもつともでございますが、特にその御説明の中にも、農家の生産意欲を増させるということを單に抽象的に言つておりますが、実際に農家の生産意欲を増させるためには、はたしてどうしたらよろしいでございましようか。
水産の自主統制は、かかる生産協同組合を基礎として、生産漁民の救國的情熱と生産意欲とを発揮せしめ、良心と責任とにおいて自主的に運営せしめ、生産計画の樹立とともに、資材の適正配分……
そうして貯蓄意欲の増進に資したいというのであるのであります。第三の点は、市町村農業組合につきましては、これを國民貯蓄組合の勧誘による貯金とみなして同樣に免税の適用をいたしておつたのでありますが、これは先般所得税法が改正になりまして、非課税團体の整理が行われたのでありますが、その結果として、やはりこれは非課税團体に他との権衡上なるべきものであつたのであります。
この人々は、石炭増産が祖國日本の再建の原動力であるということをはつきり知つておりますが故に、あのような困難な條件にも負けず増産意欲に燃えておるわけでありますが、特にこの点におきまして私が強調したいと思いますのは、労働組合運動が盛んであり、労働組合が強い所において、最も労働者が増産意欲に燃え、又成績を挙げておるという点であります。
これが非常に生産意欲、勤勞意欲を阻害しておるという問題でありますか、御當局としまして、どういう御見解でありますか、御説明願います。
何分にも先程政務次官からも申上げましたごとく、二十歳以上二十五歳までの間は、すでに公法人として人格を認められておる者でありますし、且つ又酒は害もある一方、考え方によれば利益……多少扱い方によりば生産意欲を昂揚するというような理窟も立ちますので、而もこれには罰則が附いております等の点を見ますと、假りにこれを我々が実施いたしましてもなかなかその通りに行われずに、空條文に了るのではなかろうか、若しも空條文
ですから保健婦さんが活動すればするほど赤字になつてきて、乏しい俸給の中からこれを自辨しているというようなあり方でございましたら、どうして働く意欲を高めることができようかということを考えますときに、こうした前線に働きます人に働きやすい待遇を與えていただかなければ、本案を生かしていくことはできない、かように私は考えるのでございます。
強權發動につきまして、農民の生産意欲というものが非常に低下して、從來の米作農民もその一割は轉作しておると言われておるのでありますが、例えば青森縣であるとか、あるいは山形縣などでは、土地の放棄の傾向が現われて、そうして青森縣の單作地帶では、七ヶ村で二百町歩に及ぶ耕作放棄があるのだというふうなことが傳えられておるのですが、それに對して政府は具體的な實情を掴んでおるのでしようか。
この信用しておらないということは、いろいろの疑惑を生じまして、遂には供出の意欲を阻害するとか、いろいろ問題が出てくる重要な原因となるのでありまするから、この點を十分お考えになつていただくと同時に、あなた方はその點をどうお考えになるか、この點は第二點であります。
炭價政策につきましては、新しい物價體系によりまして、石炭價格も決定いたしましたので、一應生産業者といたしましても、同時にまたそれによる職員、勞務者に對する賃金も、一應の態勢が整つたので、從つてそれによつて生産意欲が生じているということは言い得るのでありますが、しかし過去の長い間の炭價政策のあとを顧みますと、戰爭前の石炭業界のあり方、戰爭中の石炭生産業界のあり方、現在の石炭生産業界のあり方、かように三段階
これはむろん石炭を堀らなければならないという意欲に向つて勞資協調して進んで來たからこの數字が出てきておると思います。このときにあたりまして、政府として勞資協調のこの出炭成積に對して感謝することがなんとかして、この數字を今年度持ち越していけるように何か對策を立てるのが至當だと思いますが、その邊の御所感を承りたいと思います。
現下の食糧事情の惡化はますます一般的な經濟危機に拍車をかけて、國民生活に深刻なる影響を與えつつあるのでありますが、過般來この供出問題に關しましては、本委員會においても速やかなる對策を得るために、きわめて熱心な討議が繼續されてきておるところでありますが、本對策はきわめて速度を必要といたしまするし、同時に當面の生産意欲にも至大な影響をもつものでありますので、本委員會において小委員會としての基本的な供出對策要綱
○平野善治郎君 勞働基準局で賃金の問題を取扱うのでございますが、從來の日本の賃金形態というものは餘りにも生活給或いは平等給というふうに偏しておつて、そのために勞働能率に關するところの意欲が實際上低下しておるというふうに我々は考えております。