2004-10-27 第161回国会 参議院 憲法調査会 第2号
また、民意を広く問うて分析するというのは、何も投票や選挙による必要もないわけで、今の発達した通信手段、意思伝達手段を利用すれば、様々なその民意のくみ上げ方あるいは反映の仕方というものはあり得るわけでありまして、この憲法の定める直接選挙制を加味した間接民主制度、これを原則としつつ、その妙味ある住民投票の仕組みをその補完的な役割として取り入れるということを考えるべきだと思います。
また、民意を広く問うて分析するというのは、何も投票や選挙による必要もないわけで、今の発達した通信手段、意思伝達手段を利用すれば、様々なその民意のくみ上げ方あるいは反映の仕方というものはあり得るわけでありまして、この憲法の定める直接選挙制を加味した間接民主制度、これを原則としつつ、その妙味ある住民投票の仕組みをその補完的な役割として取り入れるということを考えるべきだと思います。
それでは、なぜ郵便がユニバーサルサービス、不易なのか、普遍なのかといいますと、これは国民の基礎的な意思伝達手段、通信手段でございまして、したがって、これはしっかりと国民に提供をしていく、こういうことが国としても大きな責務ではなかろうかという感じは私も持っております。
○中村(哲)委員 国民の基礎的な意思伝達手段という言葉を答弁としておっしゃいましたけれども、基礎的な伝達手段というのはやはり民主主義国家にとって必要不可欠だからということでよろしいんでしょうか。
○高崎裕子君 まず文部大臣にお尋ねいたしますが、聴覚障害者にとって意思伝達手段としてファクスというのは不可欠なものです。聴覚障害者の家庭には必ずファクスがあります。ところが、札幌では驚くべきことに小中学校に一校もファクスが設置されておりません。ことしの冬、札幌でこんな事件がありました。 猛吹雪のために学校が休校になりました。
○国務大臣(日笠勝之君) これはもう釈迦に説法でございますが、私、郵政大臣に就任しまして、郵政の郵という字の語源はどこにあるのかということで辞書を引いて調べますと、郵政事業とか郵便とかの郵という意味は国境の宿場駅で手紙を渡す役所というふうになっておりまして、先生おっしゃるように、古来から、古来といいましょうか明治以来、人間同士の意思伝達手段としてその機能を大きく今日まで果たしてきたんだろうと思うんです
もういま電話がすでに千万を突破しようと、これの影響というものは私は最大のものだと、手紙について、これがもうじきにまた一千万ふえる、こういうことになった場合に、いわゆる人間の意思伝達手段として通信、いわゆる郵便事業というものがさらに大きな打撃を受ける、こういうように思って、要するに見通しが甘かったということと、電話に対する対抗というか、電話の競争力というものを見なかった、こういうことが今日の一番大きな