1973-07-18 第71回国会 衆議院 建設委員会 第28号
意匠というものは、確かにおっしゃるように、厳密に言えば広告物そのものの形態という場合ももちろん含みますし、それ以外の、若干内容に当たる面もあるかもしれませんが、この法律に書いてありますものは、その意匠そのものが一般の公衆に対してどういった内容の意思であるかということ、そういう観点で考えるのではなくして、意匠のあり方によって美観風致という観点からはなはだ好ましくないというものもあり得るのではないか。
意匠というものは、確かにおっしゃるように、厳密に言えば広告物そのものの形態という場合ももちろん含みますし、それ以外の、若干内容に当たる面もあるかもしれませんが、この法律に書いてありますものは、その意匠そのものが一般の公衆に対してどういった内容の意思であるかということ、そういう観点で考えるのではなくして、意匠のあり方によって美観風致という観点からはなはだ好ましくないというものもあり得るのではないか。
しこうしてこの旭日章は日本の国の、日の上る国の象徴であるという、まあ伝説的な考え、それから瑞宝章の方は日本の三種の神器をかたどる鏡と剣と曲玉、それをうまくあんばいして、そうして意匠そのものが非常なやわらかみを持って、外国人が非常に親しみを感じているわけです。日本の序列から申しますると、瑞宝章は旭日章より一つ下っております。それにもかかわらず外国人は瑞宝章をもらって非常に喜ぶ。