1949-03-25 第5回国会 衆議院 農林委員会 第2号
なお御承知のように、農家につきましては予定申告と確定申告と二回にわけまして申告及び納税が行われるのですが、昨年七月に第一回の予定申告が行われましたときは、まだ米價の確定がございませんでしたので、一應その当時麦類等に示されました想定米價を基礎といたしまして、農家の所得を計算いたしました結果、全國平均いたしますと、大体各農家について約七割程度の増、この増と申しますのは、昭和二十二年度分の所得に比較いたしましての
なお御承知のように、農家につきましては予定申告と確定申告と二回にわけまして申告及び納税が行われるのですが、昨年七月に第一回の予定申告が行われましたときは、まだ米價の確定がございませんでしたので、一應その当時麦類等に示されました想定米價を基礎といたしまして、農家の所得を計算いたしました結果、全國平均いたしますと、大体各農家について約七割程度の増、この増と申しますのは、昭和二十二年度分の所得に比較いたしましての
そうしてそのパリテイの基礎となりまするものは、主食との関連におきまして繭價がきめられておりまするので、想定米價を基礎にしました麦の價格がきまりまする際に、そこに一応パリテイの数字というものが浮んでまいりまするので、それを採用するようにという氣持を現わしておつたのであります。
六、米價調整小委員会は調整金交付、二十三年度想定米價、最終米價の三本建てにわけて檢討を進めること。 七、小委員会は米價調整金交付について、これを各派共同提案による院議決定を行うよう農林常任委員会において決議すること。 なお小委員会として左記を決議いたしました。
で、或いはそれが現在の公定米價であるか、或いは闇値であるか、或いは今年度の想定米價であるか、その点をお示しを願いたいと思います。
○政府委員(長谷川清君) 第一の二十年度の農家経済調査の資料を採用して想定米價を決めたということは、二十年が非常に値段が安かつたから、想定米價は非常に安くなるというような疑を持たれるのではないか。こういうお話でございましたが、これは資料は成るべく決めますときの最近の資料を基にしてとりまして、それを何と申しますか、現在の公定價格に修正をする。
○政府委員(長谷川清君) 麦、馬鈴薯の價格を決定いたしました時の想定米價と申しますのは、その時に、即ち七月でありますが、七月に若し米價を決定するとするならば、その米價はこのくらいの價格であろうという價格を、二十年度の農家経済調査に基いて想定をしたのであります。今度の新しい米價は考え方は全くそれと同じでありますが、ただ二十一年度の農家経済調査の資料を取つて決めたい。