1986-03-20 第104回国会 参議院 大蔵委員会 第4号
いつもそういう原点を忘れないでいないと、一遍やるとそれが惰性惰性でイージーな対応策になりがちだ。私自身が割に長く大蔵大臣をやらせていただいておっても、その都度反省しつつも、ああこれをこうすればいいなという考え方がやっぱり安易さの範疇に入るんじゃないかと思って自戒しておるというのが素直な現状の心境でございます。
いつもそういう原点を忘れないでいないと、一遍やるとそれが惰性惰性でイージーな対応策になりがちだ。私自身が割に長く大蔵大臣をやらせていただいておっても、その都度反省しつつも、ああこれをこうすればいいなという考え方がやっぱり安易さの範疇に入るんじゃないかと思って自戒しておるというのが素直な現状の心境でございます。
○渡辺国務大臣 これは、中期展望は中期展望でございまして、要するに、制度の改革を行わないでいままでの惰性——惰性と言ってはなんですが、いままでのように積み上げていけばああいうふうな数字が一般歳出で出てきます。それでは困る。
したがって、一銭も繰り入れなくてこうした事業を行なうかという一つの問題でございますが、これはやはり従来からのいろんな惰性——惰性と申しますか、行きがかり、いろんな事業活動、やはり安全会がどうしても啓発活動もしなければならない、こういったこともございますので、運審等や負担される方々の御異論はないものと判断いたしまして、従来どおり、まあ金額は少なくなってきておりますけれども、繰り入れさせていただいておるわけでございます