1947-10-02 第1回国会 衆議院 本会議 第39号 さらに家庭用電熱節減のため、電流制限器による二十億キロワツト・アワー以上と予想せられる盜用の防止、非停電地区の惡質使用者の徹底的取締り等、危機に講ぜられるべき対策は決して少くないのである。 恒久対策としては、昭和二十六年度の需用が四百五十億キロワツト・アワーと見て、ダム建設による新規電源の開発をはかるのである。ダム建設はセメントを用うる大工事であるが、この資材も希望のないわけではありません。 栗田英男