1952-02-12 第13回国会 参議院 外務委員会 第2号 台湾引揚者は、多年に亘つて築いた地盤及び資産を残したまま終戦によつて内地に引揚げたのでありまして、無一物のため引揚後の生活は言語に絶する惡条件に遭遇し、血のにじむ惡戦苦闘を続けて辛うじて今日に至つている有様でありまするから、一、在外接収財産——不動産、有価証券、預金を早急に補償されたい、二、接収財産の償還比率は、当時の台湾における貨幣価値を現在の日本の貨幣価値に換算すること、三、現金等で支払ができないときは 坂西志保