2019-11-27 第200回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第3号
二機の運用で、原始太陽系における鉱物、水、有機物の相互作用を解明して太陽系や生命起源の謎に迫るサンプル採取など科学的にも貴重な成果を上げるとともに、我が国の惑星探査技術の高さを内外に示し、さらには、多くの若者や、さらに子供を含めて、国民に夢や希望を与えることにつながったというふうに考えております。
二機の運用で、原始太陽系における鉱物、水、有機物の相互作用を解明して太陽系や生命起源の謎に迫るサンプル採取など科学的にも貴重な成果を上げるとともに、我が国の惑星探査技術の高さを内外に示し、さらには、多くの若者や、さらに子供を含めて、国民に夢や希望を与えることにつながったというふうに考えております。
米国航空宇宙局、NASAにおきましては、太陽系外の惑星探査を主目的としたケプラー宇宙望遠鏡を開発するなど、主に高性能な宇宙望遠鏡の開発や観測を通じまして生命存在の可能性が示唆されるような惑星探査に関する研究を推進しております。 これによりまして、二〇一五年にはケプラー452bを、今年の二月には恒星トラピスト1の周りに七つの惑星をそれぞれ発見しております。
宇宙航空研究開発機構、JAXAにおきまして、将来の月や惑星探査も見据えて、月面着陸の技術実証を行う探査機、SLIMと呼んでおりますけれども、この開発を検討しているところでございます。
伊佐委員、東大工学部で航空宇宙工学を専攻されて、また、惑星探査機の「はやぶさ」プロジェクトにも大変御尽力をされたということもありまして、大変重要な御指摘をいただいたというふうに受けとめているところでもあります。
○大臣政務官(丹羽秀樹君) 石川先生から御質問がございました「はやぶさ2」のメッセージの意義等につきましては、小惑星探査機「はやぶさ」が二〇一〇年の六月に惑星探査から戻ってまいりました。国民の宇宙に対する関心をこれ大いに高めまして、まさに宇宙を身近に感じることができる機会になったと考えております。
例えば、これは、今委員から御指摘があった「はやぶさ」のような惑星探査だけじゃなくて、それこそ将来的にエネルギーの問題などでも、今JAXAなどでも研究していますけれども、宇宙で太陽光発電なんかができますと、地上で太陽光発電するよりも物すごく効率が良くて、そういうものが実用化をすればもう再生可能エネルギーだけで必要な電力を賄うことできるという、そういう夢もあるわけでありまして、そういう実利用という点から
私は、そういった意味では、しっかりそうしたバランスを取りながら、夢をきちんと国民の皆さん方に与え続けられるような大きな目標、私は、火星への有人惑星探査を国際協力の下で日本もやっていくということを長期的な目標に掲げてはどうかというふうに思っておりますけれども、そうした大きな目標に向けて、そのためには一つ一つ技術の開発もしていかなければいけません。
また、宇宙科学の分野では、今御指摘がございました小惑星探査機「はやぶさ」を始めとする月、惑星探査のほか、太陽観測衛星「ひので」によりまして太陽磁場の反転をとらえるなど、天文観測において先進的な成果を上げて、この点においても国際的に高い評価を受けております。
また、この宇宙科学を通じまして、宇宙開発事業全体を支える大変重要な技術基盤の形成にも資するということでございまして、文部科学省といたしましては、JAXAの、先生御指摘の相模原の宇宙科学研究所を中心といたしまして、大学等の研究者の自由な発想に基づきまして、惑星探査あるいは天文衛星等のプロジェクトを通じた研究の推進を今後とも図ってまいりたいというふうに考えておるところでございます。
使われたイオンエンジンという新しい技術は、効率が非常に良いことから、世界の宇宙工学部門で将来の惑星探査でも重要な技術として期待されるところであります。また、自動制御技術、センサー技術、使用された新素材などは日本の最先端技術であり、これらの更なる開発は、我が国の中小企業の発展の原動力として、今後、産業や雇用の拡大も見込まれるものであります。
この写真は、一九九〇年の二月十四日に、惑星探査船ボイジャーが、地球から約十億マイル、十八億五千二百キロ離れた黄道上の三十二度の角度から撮影した六十カットの中のもので、それを偶然にとらえたものだということなんですね。それで、「この距離になると地球はもう小さな光の点にしかすぎません。わずか〇・一二光度ほどのケシ粒のような光。」
だから、こういう点、それから産業の発展にも大きく貢献をする、こういうねらいもあるわけでございまして、さらに、惑星探査等々をやっていけば、宇宙の起源であるとか、まさに生命の起源にも達する、究明できるというような、大きな知識また夢を抱かせる、子供たちにとってもやはり夢の開発でもございますから、こういう意味で、宇宙開発をやはり国家戦略としてきちっと位置づけてやっていくことが必要であろう、こう思っております
ただし、宇宙科学の分野では、これはやがて、この十月には、今、先生御指摘の新しい機関に統合されるわけでございますけれども、現在の宇宙科学研究所、ここは惑星探査につきましても大変実績がございまして、そういった科学的な研究の分野では日本もかなりの実績を積んでおるというふうに考えております。
○吉井委員 ネーチャーでも、以前理化学研究所の理事長を務められた小田先生が紹介しておられますが、「一九八六年のハーレーミッションに参加したアメリカ航空宇宙局(NASA)のある研究者は宇宙科学研究所を訪問した際に「こんな貧弱な設備でも惑星探査が可能なことを発見して勇気づけられた」という皮肉な感想をもらしている。
それに比べますと、我が国の宇宙開発はまだ歴史も浅いですし、有人技術とか、それから衛星技術、惑星探査、海外に学ぶべき点はまだ大変多いと思っております。
こういうふうなことで、我が国としても独自の月及び惑星探査計画を着実に推進していくことにしているわけでありますが、一方、先ほどからお話もございますように、こういうことをできるだけかみ砕いて国民にお伝えをして、先ほどからいろいろお話がありますが、こういうところにやはりフロンティアがあるんだな、自分もこういう分野に飛び込んでみようか、あるいは科学技術の推進に自分もかけてみようか、こういうことを考える若い人
実際の業績を追いかけてみましても、この宇宙開発を通して得られましたさまざまな技術が産業界の方にも展開をされているわけでございますし、また、衛星の面から見ていただきましても、気象観測衛星ひまわりを初めといたしまして、測地衛星ですとか、地球資源探査衛星ですとか、通信衛星、放送衛星、また惑星探査衛星、さまざまな衛星が現実にこの宇宙に飛んでいって、そして私たち人類に新しい視点を与え、また、新しい私たちの活動領域
○政府委員(井田勝久君) 月・惑星探査計画でございますが、これはまだ今後の、将来は火星に有人で行こうという壮大な計画でございまして、大変技術的にも難しくお金もかかるわけでございまして、アメリカでも今基礎的な調査研究が進められるというふうに聞いております。
日本におきましては、昭和三十年、初めて、当時の東京大学生産技術研究所がペンシルロケットと言われております小さなロケットの実験に成功されまして、これが宇宙開発の日本における始まりと言われているわけでございますが、その後、東京大学から現在の文部省宇宙科学研究所になりまして、いわゆる科学衛星分野では十六個の科学衛星、それから例のハレーすい星の探査などをいたしました、いわゆるこれは人工惑星でございます、惑星探査機二個
御承知のごとく、アメリカが既に二十年ぐらい前からボイジャー計画を初めとしてあの惑星探査の計画を進めておりますが、その基地がこのJPLのジェット推進研究所でございます。私はその施設を見まして、宇宙からの映像が手にとるようにテレビの画面を通じて見えるわけでございまして、たしかもう天王星から冥王星まであれが行っているんじゃなかろうかと思います。
しかしながら、今先生が御指摘ございましたように、今後エックス線天文学、それから電波天文学、プラズマ物理学等の分野で国際的主導権を確保し、さらに月・惑星探査等の道を開くために、一九九〇年代より二十一世紀初頭に現在より規模の大きい中小型科学衛星を打ち上げる計画を持っております。しかし、現在のMロケットの能力では打ち上げられない状況にございます。
そこで、宇宙開発についてでございますけれども、ことしの二月二十三日改定いたしました我が国の宇宙開発政策大綱の中で、「今後十五年間に実施について検討すべきシリーズ」として、宇宙ステーション、木星型惑星探査計画、宇宙パイロット工場、理工学宇宙実験室、有人宇宙船及び有人軌道間輸送機については、今後どのように検討していくのか、その見通しについてお尋ねいたします。
この中に、御指摘のように、宇宙ステーションあるいは木星型惑星探査計画、宇宙パイロット工場等のプロジェクトの名前が挙げられておりますが、これらは、今日の状態ではまだその技術的見通しが明らかでなく、実施についての検討が今後の課題とされたものでございます。これらのシリーズにつきましては、基礎的研究の状況あるいは国際的な動向等を勘案しながら順次検討していきたいと考えている次第でございます。