1986-11-05 第107回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第2号
それから、第三番目の情報流と私は仮に名づけておりますのは、これは電気通信、主として電気通信でございますが、これの発達によりまして衛星中継その他の手段によって私どもは刻々と世界の情勢を知り、また同時に、日本の側から出ていく情報も世界各国に浸透していく。この量も、計測はやや複雑でございますけれども、これまたかつての我々にとっては予想もしなかったような現実となっております。
それから、第三番目の情報流と私は仮に名づけておりますのは、これは電気通信、主として電気通信でございますが、これの発達によりまして衛星中継その他の手段によって私どもは刻々と世界の情勢を知り、また同時に、日本の側から出ていく情報も世界各国に浸透していく。この量も、計測はやや複雑でございますけれども、これまたかつての我々にとっては予想もしなかったような現実となっております。
五百億ドルの黒字を抱えて、さらに在外資産が千三百億ドルあるというような、大変な物流に伴うお金の方では出超なんでございますけれども、情報流に関しては完全なこれは入超でございまして、日本から外に出ていくものはもう本当に世界的にお恥ずかしいほどわずかなのでございます。
そこで、先ほどお話を承りました物流、人流、そして情報流、この三つの柱を中心として、日本人が世界における国際化を図っていく場合にいろいろ日本人の認識不足という問題が出てくるてあろう。それぞれの三つの分野におきましては、十年前あるいは二十年前と対比をいたしましても大変大きく移り変わってきたことはだれしも理解をいたしておるところでございます。