1993-11-10 第128回国会 参議院 環境特別委員会 第5号
○政府委員(松田朗君) 先生御指摘のように、今の官能試験、要するに検知器で悪臭物質ごとにはかつて云々するというんじゃなくて、その物質を特定せずにトータルのにおいとしてどうであるかという観点から試験をしているのが官能試験でございます。 これは、最近の傾向では非常に自治体の方で普及しておりまして、現在三十八の自治体でこの官能試験という方法を導入しているようでございます。
○政府委員(松田朗君) 先生御指摘のように、今の官能試験、要するに検知器で悪臭物質ごとにはかつて云々するというんじゃなくて、その物質を特定せずにトータルのにおいとしてどうであるかという観点から試験をしているのが官能試験でございます。 これは、最近の傾向では非常に自治体の方で普及しておりまして、現在三十八の自治体でこの官能試験という方法を導入しているようでございます。
次に、都道府県知事が規制地域と悪臭物質ごとの規制基準を設定し、さらに市町村が第一線で、事業活動に伴って発生する悪臭の規制、指導に当たるというような法律の体系になっております。 環境庁におきましては、この悪臭問題にきめ細かく対応するために、レンダリング工場みたいな主要な悪臭の発生源の悪臭の発生の原因物質について、逐次悪臭物質を追加してきて、いろいろ対策を講じてきたところでございます。
○曾根田政府委員 いま御指摘のありました悪臭防止の基本的方法として、悪臭ガスを全体としてとらえる、それは人の臭覚にたよるいわゆるモニター方式でやるか、あるいはそうではなくて、その悪臭ガスを構成する主要な悪臭物質ごとに機器測定の方式をとるかというのが、実は基本的な問題でございます。
そして今度はそれぞれの臭気度に応じたそれぞれの悪臭物質ごとの濃度を測定いたす必要がございます。そういったことを考えますと、やはりどうしても一年近くの準備期間は要るのではないかというようなことでございまして、ただいまのところはやはり公布後一年程度たってから施行せざるを得ないのではないかというふうに考えております。