2015-04-24 第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
だから、どんなにお金を弾んでもという患者心理はあるかもしれません。でも、それだったらもう本当に言い値の世界になって、そういうのに応えられる人しか結局は医療に結びつかないんですよ。そうすると余りにもレアケースになって、保険収載を目指す、それは口だけになっちゃう。絶対、保険までたどり着きませんよ。さっき言ったように、症例が積み上がらないとだめなんですから。
だから、どんなにお金を弾んでもという患者心理はあるかもしれません。でも、それだったらもう本当に言い値の世界になって、そういうのに応えられる人しか結局は医療に結びつかないんですよ。そうすると余りにもレアケースになって、保険収載を目指す、それは口だけになっちゃう。絶対、保険までたどり着きませんよ。さっき言ったように、症例が積み上がらないとだめなんですから。
だから、人間の機微のわからない裁判官に裁判をされるほど不安なことはありませんし、患者心理が十分わからない医師に強引に病理学を押しつけられるということは困ったことなんですね。 ですから、一番いいのは、やはり私は、大学は従来のままであって、しかしそこに携わる人が国民の税金を預かっているという、効率をもって処置しておかれたらよかったわけですよ。
私がきょうこの席に来て患者心理を述べるに当たって、幾つか触れなければならない案件があるかと思います。 その一つに、きょうずっと話されているかと思いますが、脳死は人の死なのか否か。
今の薬学教育は、医薬品の合成でありますとか分析でありますとか製剤など基礎薬学に偏重した内容になっていますが、今後、病態生理でありますとか患者心理とか臨床薬理、そういう医療に必要な教育カリキュラムが必要になってくる、私はそういうふうに思います。
これは患者心理として私はよくわかるわけですけれども、たとえば指定の医療機関でちゃんと診察を受けたり何かして大丈夫だと言われていても、やはり本当に医者が専門的な知識をちゃんと持っているんだろうかというような、お医者さんに対してはちょっと失礼な感情ですけれども、患者の心理というのはそういうものがあると私は思うわけです。 私も戦後栄養失調の中で結核の手術をしまして、右の肺がいまもうほとんどありません。
そこで、そういうときに、そういう患者心理がある中で、どこに行けば麻薬が簡単に手に入るかという情報交換を大部屋においてなすおそれがある。治療中にすでに、なおってから外に出てまた中毒者になる道、その安易な道をお互いに情報交換をするというような傾向があるので、でき得れば個室のほうがずっといい。
○説明員(安田巖君) 今度の調査の通牒の中にそういったような調査上の注意事項といたしまして、基本的人権を侵害しないように厳に注意するということと、患者心理を十分しんしゃくして、調査態度、言語等について懇切丁寧を旨とすること。面接調査は患者の病状とか、安静時間を十分考慮し、出身世帯の近況等も十分に連絡し、必要な指導、激励を行うこと。
特に私どもの通牒といたしましても、調査上の注意事項として、そういう基本的人権を侵害しないように、あるいは患者心理を十分しんしゃくして、調査の態度であるとか、言葉について懇切丁寧にしろ。こういうことを私ども指示をいたしておりますし、それからまた、県でそういうケース・ワーカーを集めました機会には、調査を始めるときには十分そういうことを注意しておるような次第でございます。
そういうふうな患者心理というものを全然無視して、おれがやれるのだから、あれでいいじゃないかというふうな考え方というものは、患者の、ことに手術というものを非常にこわいものと考えておる、また胸郭の手術というものは、手術の中でも大手術であります。
それから肉体的な診療には習熟して遺憾ないが、病人の患者心理に若干慮りが足りない。非常に率直に過ぎて、やはりこれは患者といたしますと、治療工には万全でございましても、ぞんざいな言葉と言いますか、非常に弱者でありますので、そこのところは非常に病人としての扱いは診療上大事な点である、そこに若干欠ける点があるというようなことでありましたので、その点は現地で指導いたしました。