2021-05-19 第204回国会 参議院 本会議 第23号
パーソナル・ヘルス・レコード、すなわちデータを市民、患者単位に統合することの推進を図り、包括的なヘルスケアのデータ分析を可能とするためには、データ提供者である市民のライフスタイルなど、個人の特定にもつながり得る情報も必要となる場合も考えられます。その情報収集のためにはオプトインの手法であるべきと考えております。
パーソナル・ヘルス・レコード、すなわちデータを市民、患者単位に統合することの推進を図り、包括的なヘルスケアのデータ分析を可能とするためには、データ提供者である市民のライフスタイルなど、個人の特定にもつながり得る情報も必要となる場合も考えられます。その情報収集のためにはオプトインの手法であるべきと考えております。
つまり、患者本位の医薬分業をするということであれば、先ほど藤井先生の方からもお話があったとおりの、服薬指導をきちっと患者単位でやっていくということができるためには、やはりこのかかりつけ薬剤師という立場がなければできないと、こういうことだと思います。
このため、審査支払機関においては、レセプトの電子化に伴い、コンピューターチェックが可能となるなど審査の効率化を図ってきたほか、コンピューターチェックの項目の拡充、同一患者のレセプトを複数月にわたり照合する縦覧点検や、医科レセプトと調剤レセプトを患者単位で照合する突合点検、突き合わせ点検の実施などの取組を行ってきたところであります。
さらに、患者単位で上限額を設定、管理できるかどうか、今関係団体と話し合いを進めているという答弁がありました。患者単位で上限額を設定するとはどういうことなのでしょうか。加えて、関係団体とはどこなのか。これらについては、本来、国会の場で審議すべき内容です。政府みずからが複雑でわかりにくいことを認めながらも、患者に混乱を招くような複雑な仕組みを、またもや国民、患者不在の中で導入しようとしています。
そこで伺いますが、衆議院厚生委員会において我が党の江田議員より、今回の改正案における院外処方の場合の月額上限の負担について、政府が当初提案していた医療機関ごとに上限を設定するという仕組みはお年寄りの方にわかりにくいと思いますので、これを改めて患者単位での月額上限を設定する方法とすべきではないかとの質問に対して、大臣から患者ごとに上限を設定するという方向で関係団体と調整をするという御答弁をいただいております
同一の医療内容で医療機関ごとに負担が異なるような事態が生じないようにするために、患者ごとに院外処方があったか否かに着目して上限を設定、管理する方法で進められないだろうかという考え方については、医療機関の事務負担が増加するという問題がございますけれども、桝屋委員、また今の委員の御指摘を踏まえまして、患者単位で上限額を設定、管理できるかどうか、今関係団体と話し合いを進めておるところでございますので、もう