1950-02-18 第7回国会 衆議院 労働委員会 第7号
○柄澤委員 それからもう一つつけ加えてお尋ねしたいのは、生理休暇を労働組合等の団体交渉で獲得した中で、専売の場合には立作業で、塵埃がひどくて、結核患者や脚気患者が多く出ているにもかかわらず、生理休暇は実際上当日出動をして、一時間仕事をした上で、医者の証明をもらわなければならないというのですが、流れ作業のために、作業に入つてしまうと、実質的に休めなくなつてしまうということを私ども承りております。
○柄澤委員 それからもう一つつけ加えてお尋ねしたいのは、生理休暇を労働組合等の団体交渉で獲得した中で、専売の場合には立作業で、塵埃がひどくて、結核患者や脚気患者が多く出ているにもかかわらず、生理休暇は実際上当日出動をして、一時間仕事をした上で、医者の証明をもらわなければならないというのですが、流れ作業のために、作業に入つてしまうと、実質的に休めなくなつてしまうということを私ども承りております。
引地亮太郎君 ――――――――――――― 二月十五日 外地免許医師に対する国家試験に関する陳情書 (第三 一三号) 遺族の援護強化に関する陳情書 (第三三〇号) 遺族援護強化に関する陳情書 (第三三四号) 遺族援護に関する陳情書 (第三四八号) 遺族の援護強化に関する陳情書外十九件 (第三七一号) 医療法中一部改正の陳情書 (第三七七号) 国立福山病院結核療養患者
高砂丸は二月八日午後八時ごろ舞鶴港に帰港、引揚者は同夜船中に一泊、九日早朝検疫を済ませ、午前十時患者三十九名を皮切りに、日の丸組、左派の順で故国に上陸を開始いたしました。左右対立が少しあつたのみで、いろいろと懸念されました引揚げの状況も、諸般の手続は滞りなく済みまして、同日午後五時半ごろ全員上陸が完了いたしました。
国立癩療養所十箇所の所長は、すでに何十年という癩療養所運営の経験を持つておられまして、日常不幸な癩患者とまつたく寝食をともにしておられ、癩患者の精神状態から、すべての生活に対する態度等を心得ておられますが、その療養所長の長年の希望であり、また所長会議における毎回の決議事項が、この施設の設置であつたのでございます。
○佐藤(藤)政府委員 ただいまお尋ねの癩患者が犯罪を犯した場合に、それをいかに処遇するかという問題でございますが、この点につきましては先ほど法務総裁から御説明申し上げましたように、特別な刑務所を設けて癩患者をそこに收容して、療養しながら行刑を施すか、あるいは療養所の一角に特別な施設を設けて、療養しながら行刑を施すかという点について、従来法務当局と厚生当局との間に、なかなか話がまとまらなかつたのでありますが
去る一月十六日に、国立癩療養所の栗生楽泉園におきまして、二人の狂暴な患者が、数十名の患者によつて撲殺をされた事実がございます。一昨々年の例の草津の楽泉園における人権蹂躙事件以来、厚生当局と療養所当局の非常に熱心な御努力によりまして、癩療養所の施設は画期的な改善を見ておりまして、私どももまことに同慶にたえないと思つておるやさき、かような不祥事が起りましたことはまことに遺憾であります。
今回荘園患者の間に不詳事件を惹起いたしましたことは、まことに申訳なく思つております。今回の事件の概略をここに御報告申し上げます。 近年楽泉園に送られて来る患者の中には、犯罪に関係のある者の数が目立つて多くなつたのであります。ことに昨年の夏以来は、刑務所で刑の執行を停止されたり、あるいは刑の執行を猶予されたような患者が、どんどん送られて参りまして、千有余名の在園患者は非常にこれを恐れております。
ことに職員の患者に対する数なども非常に少数でありまして、これだけの職員をもつてはとうてい患者の治療面においても、その他いろいろと身辺のせわをするにいたしましても、手足を感じておるようなわけでありますが、実際理想的から申せば、一人々々の患者について常にその病状を観察し、かつその症状に応じて治療をし、またその他のいろいろ園外における運動とか、あるいはまた治療的にさせております作業だとか、そういうものについても
○苅田委員 そうしますと日本では、おそらくもつと患者の総数は多いだろうということになると思います。この点では光田園長は四十年来癩のことをやつておりますので、登録されておる者、登録されておらない者の推定はおつきになると思いますから、そういう御経験から登録されていない癩患者も含めて、日本全国にどれくらいの患者が收容されないでおるだろうかという大体の見通しもおわかりになると思いますが、どうですか。
小学校の教育費の計数は、教員は五十人の生徒に対しまして一・五人、それに結核療養患者〇・三三%というものを加えまして、教員数は二十三万一千六百八十人、中学校の教育費は、生徒五十人に対して教員・一八人、それに結核療養患者〇・三三%を加えまし、て教員数は十八万一チ五百八十四人になつておるのであります。
それは親戚、知己、故旧を頼つて金融を頼んだり、或いは町の高利貸に依存をしたりというような状態でありますが、こういう無理を重ねて行きますというと、今に肺病患者のようになつて次第に弱つて、三月危機とは申しませんでも、本年のうちには概ね整理をされるような状態になるのではないか、こういうことを私共は危惧いたします。
殊に先般医務局の通牒であつたと思いますが、若し患者が師拂をしない場合でもこれを診療しないという理由には当らない、こういうことになつております。これが即ち医療の公共性という点になつて参りまして、将来に若し医薬局が開設された場合は、薬価を拂わんでも、これに薬をやることを止めるわけには行かない。
こういう状況にあります国立病院に対しまして、政府といたされまじでは、この度の予算を見ますと、結核療養所が約八千床増床になつた、そういうところにありますのは通院患者としては收支が成立たないわけであります。そこへ收支の成立つ国立病院から金を廻す形になるわけです。プール計算になりますとそういうことになる。
さようなものはむしろ結核療養所に転換してはどうか、その意思があるかということでございますが、これは原則といたしましてはそれぞれの国立病院の立地條件を仔細に検討いたしまして、尚その国立病院の所在地の地元の医療機関ととしての価値等も参酌いたしまして、今御指摘になりましたように一般患者が比較的少くて、いわいる特別会計では大きな赤字になつてやつて行けないというようなものにつきましては、これをでき得る限り結核療養所
これは実質的に真の保養所の目的で使用されておる保養所と、それから病院に入れると恰好が惡いというので、実際は結核患者を入れております教職員の保養所と二つに分けられております。患者を入れることは医療法の適用を受ける病院とみなすべきものだか、一応表向きは保養所でございます。これが千九百八十九床あります。 次に後保護施設につきまして申上げます。
二十四年度の始めにベットは三万二千床程ございましたが、この十二月には三万八千床程……、患者を説明いたしますと、百四十二個所に入つております患者は、——二十四年の四月には三万二千程ございましたが、十二月には三万八千位に増加いたしておりまして、月七百名位の増加に相成つております。この傾向は終戰後一時非常にベットが空いておりました。そして結核療養所の数というものが非常に低下して参りました。
又死亡者の十倍が結核患者の数と推定せられることになつておりまするので、患者は概ね百五十万人、ほぼ五十人に一人の割合で患者がおるということになるのであります。尚、更に我々の注目を引きますことは、結核死亡者、或いは患者のうち、半数が十五歳乃至三十歳の青少年層である。
たとえば三志会あたりが一つの案を出していただいて、それぞれの意見を出していただきまして、不幸にして解決を見られないという場合におきましては、いかにこれが患者に対して有利であるか、不利であるかということを十分考究すべき必要があるものと考えまして、ときにはまた患者に対して有利であるかどうかということの審議会のようなものをつくつて、ここでむしろ解決をつけるということの方が、三志会におまかせいたしておるときよりも
恐らく外み職業教育もございましようし、こちらだけに予算をとつて再教育することはできないと存じますのでございますが、現在おります看護婦は非常に新らしい看護婦、いわゆる日本の国民、即ち患者を中心とする看護婦になりたいと思つて一生懸命努力いたしております。
お医者さんも忙しいので、看護婦の面につきましても患者本位のことをするよりも自分の好きな仕事をするのは人情の常で止むを得ないと思います。そういうような看護婦の教育が、必要な面の教育も全うせられない、職業面の教育も全うせられないで、中途半端な教育でああした看護婦が出て来るのじやないかと思います。
○政府委員(安田巖君) 患者がお医者さんに見て貰いますときは、何と申しましてもお医者さんの人格なり、技術なりというものが、これは主になりますので、折角診療所ができて場所もいいけれども、お医者様が悪いというような場合もございます。私共見て廻りました中でも、お医者様の技術が下手で余り熱心でない、不親切だというようなことで、折角そこにありながら、外の方へどんどん見て貰い行く。
またこれらの環境衛生の問題につきましては、各方面から――あるいは御存じと思いますが、社会保障委員会の勧告におきましても、厚生省の公衆衛生施設、衛生工学施設が非常に貧弱である、急速に拡充すべきものであるというような指示も受け、そうして私どもが、これはひとり厚生省のみではございませんが、中央、地方の衛生機関が国民の御協力を得て非常に努力をいたしまして、伝染病等に至りましては毎年二十万、多いときには二十五万という患者
併しながら病院ではただ乾燥野菜、このときに私の受持つておりました患者の一人に重症膿胸の患者がありまして、陳旧性膿胸となつて日に三十八度ぐらいの熱が出没して食慾が全然なくなつてしまつた。どうにかして生野榮を食べさせてやりたい、こういつた時期に作業隊の兵隊から、今日ソ側にトマトが入つた筈だからといつたことを聞きまして、直ぐソ側の軍医に頼みましたが、あれはソ側の職員が金を拂つて買つた野菜である。
あの当時の患者で治つた兵隊の体力というものは非常に弱くありました。その患者が掘るのですから、深さがせいぜい五十センチ、長い穴を掘りまして、端の方から段々置きます。その上から土を軽く被せて置く、雪溶けを待つて完全な埋葬をするといつたようなやり方をやつておりました。それ故に、この発掘作業というものは、大した労力なしにできたのです。
○証人(有田浩吉君) 入ソしてから私はノポニリスクの病院に約半年、この病院には彼の地区の各方面からの患者が入つて参りましたけれども、看護婦についての状況は一切分りません。彼らも一切見ておりません。私自身も看護婦の影だに見たことはありません。それから海林、牡丹江における死亡者の状況について申上げます。海林に約一ケ月、この間我々の所に入院しておりました患者総数約四百名、毎日死亡者が約十名です。
教育費の計算は、昨年からいろいろ問題になつたわけでありますが、業務業教費並びに定時制高等学校費として二百五十三億八千七百万円がございまして、小学校につきましては三十三万六千九十一人、中学校については十八万三千九百九十八人、これだけの教員の経費を見ておるわけでありまして、それは昨年は小学校は五十人について一・三五、中学校については一・七というのを、それぞれ一・五と一・八に高めて計算をし、その上に結核療養患者
性病予防法におきましては、はなはだこれは準備が足りませんで恐れ入りましたが、のちほど整理して一覧表をお手元に差上げますが、たとえて申しますと、医者が性病患者を診断して都道府県に届出しなければならないというときに、郵道府県というものが市長に届けるというようにかわるといつた、ごく簡單な例でございますけれども、そういうようにかわつております。
○小杉イ子君 ちよつと伺いますが、これはすべて消費経費でございますが、病院の中の患者でも、又身体障害者の中にも、機械生産によつて幾らか予算を減ずる所得がある筈でございますが、これは予算の中に加算されてございますか。又はどこかで差引いてございますのでしようか。
○井上なつゑ君 先程の山下委員のおつしやつたことにつきまして、公共事業費の身体障害者の更生施設の費用でございますね、あの中にこの頃問題になります結核患者の、コロニー、アフターケア、後保護のことをお考えになつておられますかどうか。
朝は大体熱病患者に対しましても、かちかちのパンと、戰場で残つた粉味噌を使いました一種異様な臭いのある味噌汁、それに僅かに菜つ葉の浮いておる程度のものであります。晝の御飯は代用食で、冷たいうどんが粗末なお椀に少し入つておる。二銭銅貨大の何か種もないような天麩羅が一つでも付いておる日は、今日は脂肪分がとれると言つて大変喜ぶ状態であります。
従来入院患者全般に対しまするところの一人一日平均賄費が五十五円で、カロリーから申しますと二千二百乃至二千五百ということを保持して参つたのでありますが、本年の一月から六十三円に補正せられたので、主食の値上り等の関係もありますが、相当に改善せられるのではなかろうかと考えております。
中には又そういう人ばかりでなくして、国民健康保險の加入者を非常に丁寧に取扱うところの医者もあるようでありますが、そのようになつて参りまするというと、すべての国民はすべて国民健康保險の加入者となつて来るのでありまするから、今日までの医薬の制度におけるところの患者と、医師、歯科医師、薬剤師等の関係というものが、全面的に画期的にこれは変革されて来るということは当然であります。従つて一部には……。
るが、この結核の問題、結核の患者につきましては、これはいろいろの点から考えましても、国家に大部分の責任があると考えられるのであります。そうした結核恵者に対しまして、国民健康保險がこれを取り扱つて参りますと、この患者は早いので一年、大抵二年、三年という、時間的に長い医療費をこの村の国民健康保險が受持つて負担して参らなければならないのであります。
その下にございますのが、三室診療所としての十二月分の患者の数等でございます。一ケ月にかかりました患者の数は九十三件でございまして、一番終いの欄に、一件当り平均点数というのがございますが、これは患者一人に対して平均点数がどれだけかかるかと申しますと、二八・二九の点数で患者が治りつつあるというような状況であります。
従つてこの問題を解決します場合には、どうしても医療費が高くならんようにしてあげんというと、国民全体が非常に困るだろう、又患者に激しい不便を起させんようにせんければなるまい。
都合によつては、これは結核患者のため何とかもう少しお金を取つて頂きたいということを常々言つておるのでございますけれども、どうもお金が余りに……病院、療養所の方は今度沢山費用が取れたようでございます。 それから生活保護の方面では社会保険、医療生活保護の方面でほ大分取れたようでありますが、私はいつも願つております。在宅患者であります。
○尾村説明員 その経営の点は全額国庫が主体でございまして、ただ癩療養所の特徴といたしまして、人手が足らぬところと、患者の中で常時寝つぱなしというのは二割かないし三割でありよす。あとの者は一日一回治療室に注射を受けに行く。
私どもはさようないきさつから、癩患者といえども当然正規の裁断を経た上で刑罰に処すべきものであると決定したならば、正規の刑務所に收容すべきである。