1966-05-11 第51回国会 衆議院 文教委員会 第22号
ただお寺を乗っ取って、寺の手入れをして、いま言った恩金という形で第三者に転売をしておる。したがって、私は、最近つくづく思うのは、内容はよく知りませんけれども、創価学会は別として、立正佼成会という宗教団体がございますが、これはあまり葬式をしたということは聞きませんけれども、現在も何百万という信者をかかえて、かなり積極的な宗教活動をしておる。
ただお寺を乗っ取って、寺の手入れをして、いま言った恩金という形で第三者に転売をしておる。したがって、私は、最近つくづく思うのは、内容はよく知りませんけれども、創価学会は別として、立正佼成会という宗教団体がございますが、これはあまり葬式をしたということは聞きませんけれども、現在も何百万という信者をかかえて、かなり積極的な宗教活動をしておる。
これは曹洞宗の安本太準というお坊さんが、過去十年くらいの間に十数カ寺の曹洞宗のお寺を、悪いことばでいえば乗っ取って、そうしていわゆる責任役員とぐるになって、恩金という形で相当の金を私服している。これは全く言語道断というか、私がいえば、三百代言もあえてかぶとをぬぐような行為をしているわけなんです。これは審判所に出しても問題になりませんし、裁判をしてもみんなこの人が勝っておる。
このお坊さんの供述書によりますと、恩金とかいう名前で金を取っておられるのです。龍海院の場合は金を取った事実はありませんが——ずっと前から読んでみますと、いわゆる金を取っている事実をみんなおっしゃっている。その中で必要経費として恩金という名前で受け取っておられる。ところが、龍海院の場合には、五年間兼務住職をされまして数百万以上の金を使っている、こうおっしゃっている。
従いまして厚生年金保險法による給与が増額になりませんと、この軍人軍属の傷病恩金のみを陳情の趣旨にあるように増額することは、今のところちよつと困難じやないかと考えておる次第であります。御了承願います。