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17件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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2019-05-08 第198回国会 衆議院 法務委員会 第14号

的確と言いましたけれども、恩赦権というのは、やはりこれは結構な権利なんですよ。  特に、平成のかわり目では大喪の恩赦と即位の恩赦と、その後、当時の皇太子殿下の御成婚の恩赦とあった中でもやはり大きな議論となったのは、政治恩赦、具体的には公職選挙法ですよ。これを含めるか含めないか。公職選挙法の場合は、非常にメリットがはっきりしているわけですね。

黒岩宇洋

1996-02-23 第136回国会 衆議院 法務委員会 第2号

有罪裁判をするのを見合わせるのが最も無難であり、もし、刑事事件が先行して、有罪判決が確定した後に規制処分が取り消され又は変更されたときは、内閣恩赦権発動して、特赦によってその有罪裁判効力を失わしめる措置に出ることが望ましい。こう言っているのですよ。  これを、今から四十何年前にこういう危険な法律をつくった者、行政官僚が、危険だなということを認識してこう書いているのですよ。  

正森成二

1972-05-12 第68回国会 参議院 本会議 第14号

恩赦権憲法内閣に属しているとはいえ、内閣権限としてこのような者を含めて、恩赦が無制限に行なわれることは、実質においては内閣自身公職選挙法の無視あるいは選挙違反行為を助長していることにつながるものである。内閣は、恩赦権の行使も主権者たる国民の総意に基づいてこれを行なわなければならない。今回の沖繩恩赦に際して、選挙違反者恩赦から除外せよとの声は国民大多数の世論である。

阿部憲一

1972-05-11 第68回国会 参議院 法務委員会 第13号

加瀬完君 恩赦権政府にあることを私どもは否定をいたしません。政府責任で行なうことも当然であります。したがいまして、政府責任で行なうということは、その政府のおやりになることが国民の要望に一〇〇%かなうもの、合致するもの、こういう前提が当然なければならないはずであります。そうであるならば、政府それぞれの機関にも委員会なり審議会なりあるいはこういったような諮問機関というものは相当ある。

加瀬完

1972-05-10 第68回国会 衆議院 法務委員会 第21号

ただ、恩赦権がたいへん乱用された場合には、せっかく犯罪を摘発し、厳正な適正な刑罰権の実現をはかっていこうという検察官の仕事というものにつきまして、士気を阻喪するというようなことも考えられるわけでございますが、これはあくまで恩赦権乱用された場合のことでございまして、適切な運用の場合においては、何ら士気を阻喪することはないと確信をいたしておるわけでございます。

辻辰三郎

1972-05-09 第68回国会 参議院 法務委員会 第12号

そこら辺に、これは単に裁判を変更するだけではなしに、国民がきめた法律というものをこれは恩赦権によって法律をなくしてしまう。現実に公訴権が消滅するということはそういうことになると思うのでございますが、こういうことをひんぱんに行なってはたして治安の維持あるいは法の尊重というようなことが貫いていけるのかどうか。これは大臣、お答えいただけると思うのですが、どうです。

佐々木静子

1972-04-05 第68回国会 衆議院 法務委員会 第11号

○林(孝)委員 そこで、事情変更による恩赦の扱いについてでありますけれども、たとえば恩赦権というものが乱用されるということになりますと、裁判の結果に、あるいは効力に、そういうものに対して行政権が介入したという批判が起こってくると思うわけです。こうした問題に対して、まず線が引かれるものかどうか。

林孝矩

1972-04-05 第68回国会 衆議院 法務委員会 第11号

○笛吹政府委員 恩赦権乱用というお尋ねでございますが、これはしかく抽象的に簡単に申し上げられる問題ではないと存じますので、私この席ではちょっと申し上げかねると思いますが、具体的な問題になりまして、どんな場合に乱用だということになりますと、これはまた高い角度から判断される問題ではないかと思います。

笛吹亨三

1968-12-19 第60回国会 衆議院 決算委員会 第2号

そうすると、どうもそのときに政権の座にある人の御都合によって、言うならば政治的理由あるいは政治的にこの恩赦権というのが乱用せられるんじゃないか、そういうことがあってはならないと思う。私は、恩赦自体制度を否定するものでないことは前から申し上げた、恩赦意義も理解をしておるつもりです。

田中武夫

1968-05-21 第58回国会 衆議院 法務委員会 第31号

井上参考人 イギリス恩赦権を行使して、そしていわゆるニュトライアルと申しますか、再審手続をやらせよう。私は、恩赦権に基づく再審手続そのものがはたして望ましいかどうかということになると、問題があるように思うのですが、私の言いたかったのは、思想として相通ずるものがある。何ぶんにも——繰り返し強調させていただくと、かなりの期間死刑が執行されていない。

井上正治

1963-03-22 第43回国会 衆議院 法務委員会再審制度調査小委員会 第2号

場合によりましては恩赦権発動し、あるいはヘビアス・コーパスという制度を持ち、あるいは特別上訴の許可の制度を持ち、巧みにこれを援用運用しながら事実上被告人の人権を擁護することとなしておるのでございまして、特定の証人の偽証罪の確定をもって形式的に再審を開始するというような制度はないのであります。従って、この点については、直接に引き比べるべき制度がございませんので何とも申し上げられません。

安倍治夫

1959-03-30 第31回国会 参議院 予算委員会 第18号

なぜならば、個別恩赦には一定基準を設けなければならない、法務省一定基準を設けて個別恩赦というものを規定しなければならない、これは恩赦権というものはないということになっている。でありますから、当然選挙違反の問題もここでは相当問題になっているのでありますから、個別恩赦の範疇の中にそれらのものも含まれていると解釈したい、このように思いますが、いかがですか。

高田なほ子

1958-04-23 第28回国会 参議院 法務委員会 第34号

亀田得治君 ただいま法務大臣に若干基本的な問題でお聞きしたわけですが、まあついでに提案者の方々にその点についての考え方をお聞きしたいと思うのですが、恩赦権発動というものは国民がするのだという考え方で今はあるべきではないか。国民がするのだということになると、行政府の単独ではいかない。裁判所自体が、一方に国民を代表するものとして裁判官がおやりになっておるわけですから、両方とも国民を代表している。

亀田得治

1948-11-30 第3回国会 参議院 法務委員会 第11号

たせるという形で、アメリカ式に完全に三権独立を、独立のまま放置するという建前を取つておらないわけでございまして、この場合においては國王なり大統領調節権というものが、三権同士の間の関係を、国民のために、或いは國家主権というものが形式的にはそこで統一されるという意味において行われるわけでございまして、而も國王大統領の今申した調節権と申しますものは、例えば内閣総理大臣任免権、或いは司法との関係においては恩赦権

兼子一

1947-08-04 第1回国会 衆議院 司法委員会 第12号

今度は新憲法下において内閣の重要な仕事の一つとして、天皇恩赦権でなくして、内閣権限としてこれが行われるという民主主義憲法のもとに、恩赦制度も新しい意義をもつようになつたのでありますから、私はこれに副うように、あるいは特赦を行うことについて民意を十分に取入れるという制度に改正されるのがいいのではないかと思うのであります。

佐瀬昌三

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