1983-10-04 第100回国会 衆議院 大蔵委員会社会労働委員会連合審査会 第1号
なお、恩給制度を引継いだという経緯から、経過的共済年金には恩給的性格(国家保障)も含まれている。従って、恩給等…制度部分の費用については事業主負担が別途整理資源として投入されるのは当然となる。」こういうような共済年金の性格論が載っておるのですが、これはいまでも皆さん認めておられるわけですね。
なお、恩給制度を引継いだという経緯から、経過的共済年金には恩給的性格(国家保障)も含まれている。従って、恩給等…制度部分の費用については事業主負担が別途整理資源として投入されるのは当然となる。」こういうような共済年金の性格論が載っておるのですが、これはいまでも皆さん認めておられるわけですね。
さらにまた、先ほど恩給局長の方から御説明ございましたように、恩給制度を引き継いでいるという沿革から申しまして、また現在の年金受給者の全部が過去の恩給制度を持った年金受給者であるということからも、経過的にはその期間の中の一部に恩給期間を含んでいるという意味において恩給的性格もその部分についてはある。
それからさらに現在発生しております共済年金のほとんどは、恩給等の旧制度期間を含んでいるということから恩給制度とのかかわりも深く、経過的には恩給的性格もあるということでございます。したがいまして、将来発生いたします純粋な共済年金について申しますと、社会保険的な公的年金制度という性格と同時に、職域の特殊性からくる企業年金的部分というものがございまして、二つの性格を持っている、こういうことだと思います。
そういう政策の面においての考え方の離農の年金も考えておりますが、もう一つは、すでに村田さんよく御存じのように、国民年金の上積みとなって、やはり恩給的性格を持つアップがございます。
今度の予算で、当然政府が見るべき恩給的性格であるやつが、三十六年度で四十二億ですか、程度の——ちょっと今資料はありませんが、負担をしておる。当然運輸省の官吏であって、政府が見るべき金を国鉄の経済で持っているのです。そして運賃を値上げするから、国民は納得しないのではないかと言ったのです。そういう例もあるのです。今度の場合でも、実は御存じのように、地方公共団体でも交通なり水道なりあるのです。
この中には恩給的性格のものもございますけれども、それは一応別にいたします。
かくして、公務員の立場は、古い観念と新しい感覚とが調整せられた立場より、少くともこれらの公務員に対する恩給的性格を持つ諸給与は国家公務員退職年金法なるものによって取りまとむべきであるとして、人事院は、去る昭和二十八年十一月十七日、政府並びに国会に対して勧告を提出したのでございます。