2017-05-30 第193回国会 参議院 総務委員会 第15号
しかし、間接民主制による自治体運営が住民の意思に反して代表者の恣意、専断、独断によって行われ、住民の利益に反する結果になる場合もあり得ます。そのような場合、地方自治法は、住民の意思を直接地方行政に反映させ、住民自治の徹底を図るために、住民によるリコール制度などの直接請求権等の直接参政制度による是正制度を設けているわけであります。
しかし、間接民主制による自治体運営が住民の意思に反して代表者の恣意、専断、独断によって行われ、住民の利益に反する結果になる場合もあり得ます。そのような場合、地方自治法は、住民の意思を直接地方行政に反映させ、住民自治の徹底を図るために、住民によるリコール制度などの直接請求権等の直接参政制度による是正制度を設けているわけであります。
しかしながら、施設におきましては、恣意専断でやるんじゃございませんで、一応経験的に積み上げた基準らしきものがございます。たとえば東京拘置所で申しますと、収容者相互の暴行につきまして、一過性の軽いものであれば軽屏禁五日なら五日、これが殺傷に及ぶ重いものであれば五十日というような、一応の基準めいたものは持っておる実情でございます。
したがって、審議会等においていろいろ御審議をいただく場合においても、そうした気持ちを十分持っていただくことが第一でありますが、同時にまた、医学的な専門的な判断というものが私は絶対にこれ必要なことでありまして、厚生大臣としては、かってに、これは気の毒だからすぐ許したまえ、これはちょっとおもしろくないからやめたまえなんという恣意専断を許さるべきものではないと考えております。
すなわちスーパー・タイガー機購入の件に関して、巷間伝うるところによりますと、いわゆる死の商人の猛烈な暗躍が行われ、それにおどらされた一部要人の周辺にも汚職の暗雲が低迷しておるとか、あるいは国防会議の審議の過程において文民優先の大精神がじゅうりんせられ、軍部——軍部と言うのも、今日まだ自衛隊の性格さえきまっておらぬときにおかしいと思いますけれども、そういう表現以外には思い当りませんから、いわゆる軍部の恣意専断