1948-06-12 第2回国会 衆議院 予算委員会 第31号
こういうようなことを一應考えてみると、われわれからみると、今例を農民にとつたのでありますが、大臣も金融という点を認めておりますが、その金融が経局言えば、農民という國内で一番大きいところの商品市場にあるところのものが一應購賣力を拡大しなければ、どうかというと過小生産であるにもかかわらず、一應恐怖現象が生じてきている。こういう事実を安定長官は認めるかどうか、それをお伺いいたします。
こういうようなことを一應考えてみると、われわれからみると、今例を農民にとつたのでありますが、大臣も金融という点を認めておりますが、その金融が経局言えば、農民という國内で一番大きいところの商品市場にあるところのものが一應購賣力を拡大しなければ、どうかというと過小生産であるにもかかわらず、一應恐怖現象が生じてきている。こういう事実を安定長官は認めるかどうか、それをお伺いいたします。
この農業生産が荒廃に帰するということは、一面において農民生活を窮迫せしめるとともに、今日すでに部分的に現われておるインフレ下における恐怖現象、特に國内において最も大きな商品市場でありますところの農村の恐慌が、生活が窮乏していくということによつて、これがますます激化されているという事実を見るのであります。それに生活必需品が、農業が荒廃することによつて、最も大きな打撃を受ける。