1999-05-21 第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第10号
官房長官は不審船の領海侵犯事件に関し、「わが国の沿岸警備のあり方について、関係のところが発言することで警備の実態が向こう側にさらけ出されてはいけない」ということで、「野中氏が問題視しているのは、野呂田防衛庁長官や川崎運輸相らが、不審船の発見前に怪電波を傍受していた事実や海上警備行動に至る経緯などをテレビ番組や記者会見などで詳細に説明している点。
官房長官は不審船の領海侵犯事件に関し、「わが国の沿岸警備のあり方について、関係のところが発言することで警備の実態が向こう側にさらけ出されてはいけない」ということで、「野中氏が問題視しているのは、野呂田防衛庁長官や川崎運輸相らが、不審船の発見前に怪電波を傍受していた事実や海上警備行動に至る経緯などをテレビ番組や記者会見などで詳細に説明している点。
この無線機を悪用した怪電波によって運転妨害が頻発していると聞いております。幸いにして、今のところ大きな事故は聞いておりませんけれども、この無線機盗難に基づく当局の電波監視体制というか、電車の運行妨害をしようという意図が犯人の意図から読みとれるわけですけれども、こういうものに対する当局の対応の状況と申しますか、お尋ねをいたします。
中波を使って日本海の真ん中あたりで、漁船でやっているんじゃないかという説もありますが、そういう怪電波に対しても、我々はちゃんとした国策として――海外放送をするにしても、やはり国策というものがあって、それを継続する意思があってこそ国家だと私は思いますから。
そして、何だかわけのわからない怪電波が出てきて、いろんな混乱が起こって、混信が起こっていて、それで船だったら例えば船の乗組員の命にもかかわるわけでしょう。だけど、それが一年以上たっても、どこが原因でだれが出しているかというのはさっぱりわからぬと、代替でもって何とかしのぎますと。
○佐藤昭夫君 この怪電波の正体については、実は二月二十九日の朝日新聞を初め、新聞にも報道されているところでありますが、いわゆるICBM、大陸間弾道ミサイル、これをキャッチするためのOTHレーダー、超地平線レーダーとも日本語では呼んでおりますけれども、この電波ではないかという説が非常に有力であります。
ただ、私の頭で今質疑の中で感じられることは、怪電波の正体が何だという実体把握がまだできていないということが事実のようでございます。したがって、今も言いましたようにこの怪電波の正体、実体を把握するのに通信主管庁として全力を挙げるということがまず第一。
しかし少なくとも日本の、東京の上空は、ウィーン、レバノン、東京、この三カ所はともかく怪電波が行き交うので有名になっていることは私が申すまでもないことだ。少なくとも他国の電波をキャッチしてこれの解読をやるという技術は一体どこがやっておるのですか。
なお、成田問題その他、あるいは山陰地方における怪電波問題、いろいろ先生方に御心配をおかけしておるわけでございますけれども、そういった問題に対しましても鋭意できるだけスピードアップをいたしましてフォローしてまいりたいというふうに考えております。
○中野明君 最後に、新聞で報道されておりました九月三十日から十月四日ごろまでに、山陰と北九州の日本海沿岸で何か変な怪電波が出て、テレビにも障害が出たというようなことが報じられておりますが、この影響した範囲と原因は本当のところ何だったのか、いろいろ新聞で防衛庁の関係者が推測で物を言ったりしてわけわからぬようなことになって、肝心の電波監視の責任当局である電波監理局の公式の表明が、私の見落としかもしれませんけれども
○国務大臣(服部安司君) 東京都内の電波ハイジャック、今度は山陰地方の怪電波の問題、確かに今日までこういった事案は皆無であったと言っても過言でない状態でありました。これに対する対応策は、これまたおくれていることも素直に認めねばならないと考えております。
これは省略をいたしますが、特に九月三十日から十月四日にかけまして、ちょうど全国電波障害一掃運動週間の初めでございますが、山陰方面に怪電波が流れまして、福岡、山口、鳥取、島根と広範囲にわたってテレビ電波が乱れるという電波障害が発生をしたわけでございます。これを郵政省として、これの原因をどのように受けとめていらっしゃるのか、これをお尋ねしたい。
○説明員(小田垣祥一郎君) 丸山事務次官は、この怪電波障害につきましては、ただいま通信課長の方から説明がございましたように、自衛隊の航空機または艦艇によるものではないと思われるということを申し述べまして、日本以外のいずれか特定の国の艦艇によるものという見解を表明したものではないというふうに承知しております。
だから、これがそういうように、犯人どころかどういう方法で怪電波がなされたのかということすらいまだにわからないような状態では、また第二、第三の電波ジャックの発生することが予測されます。特に、こういう過激派の連中は、革命戦術の一環として、社会的不安や社会的混乱をねらって今後も電波ジャックを頻繁に行う可能性がないとも限りません。
そうするというと、向こうで言う情報をもっと正確に、向こうのどういうところから言ってきたかということを詳しく言わなければ——というのは別のほうから怪電波を発送してやるかもわからぬし、そうしてその入ってくる情報が、どれが正確でどれが不確かだということがチェックできなければ、これは日本は振り回されますからね、韓国にいる米軍と韓国の状態で。
御案内のように、夜昼なしに日本の空に国籍不明の怪電波が乱れ飛んでおると、こういうふうに私どもは聞かされております。その発信局が国外である場合、その場合には、わが国として国内法や国際法、いずれをもってしてもその規制は不可能であります。しかしながら、その発信局が国内である場合には、国内法、国際法の実定法規に照らして、その取り締まりは可能であるはずです。
これは二十日の産業経済新聞にも、「世界を結ぶ電波に雑音」、「補助軍用がじゃま」、「怪電波も横行」、「アマ無線連盟から抗議」、こういう見出しでもって出ておるのでございますが、これを読みますと、相当これは電波界においては大きな問題ではないかと思われるのであります。こういう中見出しで出でおります。
併し大きな例えば国外にまで伝わるような大きな力を持つた電波は、これはそう追及がむずかしくないのでありまして、いわゆる怪電波というのは私設のまあ遊び半分にやつておるような電波も含まれておるものと思います。これらにつきましては電波監理委員会の方で十分なる措置をとつておることと私は了承しております。
○深川タマヱ君 三橋正雄氏が四年間ソ連とスパイ通信をいたしておつたのに、なぜその間当局でキヤツチすることができなかつたかという大きい疑問がございますが、結論から申しますと、日本の空が怪電波に対しましては無警察状態であるらしうございまして、月に平均二千五、六百件ぐらいの怪電波が放送されておるそうでございますが、これは人手と資材の不足のためにこの内容が追及できないそうでございますが、この問題につきまして
たといこの怪電波の先がソ連、中共なりとして一体十二日にそんな試験をやつて、それがどうもうまく向うが誘いに乗つて出るとか、向うが三橋に対して誘いかけて電波を送るということは、われわれ常識上考えられない。しかもソ連の機関紙には大大的に報道せられている。そういう以後においてさような試験をされたことが正確なものであるかどうか。
あとは省略しますが、さらにまた在伯邦人認識委員會サンパウロ市世話人溝部義雄君からの通信によつて申しますると、前文は略しますが、「八月十五日在伯日本人は青天の霹靂のごとく日本降伏の報道に打ちひしがれたのであるが、翌十六日に至ると出所不明の日本大勝利のニユースが怪電波のごとく日本人社會の隅々まで浸透していつた。勝つべきだ、敗けるはずはないから勝つたのだ、と論理の飛躍を行つた。