1978-04-07 第84回国会 衆議院 法務委員会 第14号
その事件の性質性質によりまして、憂慮する者の範囲というものは決まってくるのではないか、私はこう考えるわけです。 「第三者」という言葉に私非常にひっかかるのは、何か赤の他人、関係のない者、こういうように思われるのですよ。赤の他人で関係のない者、全然憂慮もしないような者に犯人が幾ら要求したって、そんな要求をのむ必要はないじゃないか、こういうことになるわけです。
その事件の性質性質によりまして、憂慮する者の範囲というものは決まってくるのではないか、私はこう考えるわけです。 「第三者」という言葉に私非常にひっかかるのは、何か赤の他人、関係のない者、こういうように思われるのですよ。赤の他人で関係のない者、全然憂慮もしないような者に犯人が幾ら要求したって、そんな要求をのむ必要はないじゃないか、こういうことになるわけです。
目的ということは、関係者が明示する場合もございましょうが、暗黙でやる場合もございましょうし、いろいろございますので、そういう認定をする場合におきましては、四囲の情勢とか、関係者の数とか、選挙の性質――性質といっても悪い意味じゃありませんが、大きな選挙、たとえば全国区の選挙であるとか、一市町村の小さい選挙であるとか、そういうことによって裁量が違ってくるだろうと思います。
しかしこの數量以上のものは個別的に一々物の性質——性質と申しますのは措置令違反の物資であるかどうかを調べたことは間違いございません。記録で大體わかると思いますが、一々記録に作成していない調書、報告等もあると思います。