2021-03-16 第204回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
その上で、委員御指摘のように、被害に遭った児童生徒のケアにつきましては、被害の相談体制の整備、あるいは警察等の機関と連携しまして、性犯罪被害相談窓口などの相談窓口等の周知などを自治体において行っているところがございます。
その上で、委員御指摘のように、被害に遭った児童生徒のケアにつきましては、被害の相談体制の整備、あるいは警察等の機関と連携しまして、性犯罪被害相談窓口などの相談窓口等の周知などを自治体において行っているところがございます。
このため、警察としましては、性犯罪の担当係に専門の女性警察官を配置し、女性警察官による事情聴取等被害者の心情に配意した捜査活動を実施しますとか、性犯罪被害相談窓口の開設をいたしまして、そこに、被害者心理に精通した女性警察職員によるカウンセリングの実施でありますとか、警察と産婦人科医のネットワークの構築とかといったような対策を今推進しているところでございます。
また、警察業務各分野におきましてもこうした施策を展開しているところでございまして、特に性犯罪被害者への対応といたしましては、女性警察官を配置いたしまして事情聴取を行う、被害者の心情に配意をした捜査活動を行う、性犯罪被害相談窓口を開設する、女性警察職員によるカウンセリングを行う、あるいは警察と産婦人科医の方々とのネットワークを構築するといったようなことを推進しているわけでございます。
性犯罪被害相談窓口の設置につきましては、平成九年十一月までに各都道府県警に性犯罪被害一一〇番等の電話相談窓口を設置し、専門の女性警察官やカウンセリングのスキルを有する女性職員等が相談に応じておりますほか、十一都道府県警察本部並びに北海道警察の各方面本部に主として性犯罪被害等の相談に応ずる相談室、相談コーナー等を設置しております。