2003-02-27 第156回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
これらの中には、炭疽菌、マスタードガスの成分、致死性の筋肉けいれんを引き起こすボツリヌス菌、肺炎や肝臓・脾臓拡張、貧血、急性皮膚炎を引き起こすヒストプラズマ病原性カビ、そして他の危険な化学物質が含まれていた。しかも、この売却リストの中には、巨大化学会社のダウ・ケミカルが化学兵器に転用される可能性があることを知りながら、米国商務省の認可を受けて百五十万ドルで売却した殺虫剤まであった。
これらの中には、炭疽菌、マスタードガスの成分、致死性の筋肉けいれんを引き起こすボツリヌス菌、肺炎や肝臓・脾臓拡張、貧血、急性皮膚炎を引き起こすヒストプラズマ病原性カビ、そして他の危険な化学物質が含まれていた。しかも、この売却リストの中には、巨大化学会社のダウ・ケミカルが化学兵器に転用される可能性があることを知りながら、米国商務省の認可を受けて百五十万ドルで売却した殺虫剤まであった。
○小平芳平君 それでは私は、こうした農薬による被害者を救済する制度が当然あるべきだと、こういうことを申し上げたいのですが、もう一人の方、この方は小須田さんという五十六歳の方ですが、やはり長野県の南佐久郡の方ですが、佐久総合病院の松島先生の診断によりますと、DDTによる全身性の急性皮膚炎を生じたあと、とにかくもう十七年になるけれどもなおらないわけです。
この油井けさ子さんは、四年前に農薬を空中散布したのですね、御本人の話によると、BHCとマラソンの混合したものを空中散布された、そのときに運悪く外に出ていたものだから、顔と手にその農薬をあびた、そのために、その方はいまだに顔面と両腕、それから手の部分は当時急性皮膚炎を生じた、それがなおったけれども、その急性皮膚炎を生じたところは色素沈着及び脱失、要するに白い斑点が大きく残っているわけです。
○北川(俊)政府委員 PCB、塩素化ビフェニールについての第一次健診につきましては、第一は職歴の調査、第二は過去における塩化ビフェニールによる急性皮膚炎症状の有無、第三は食欲不振、脱力感等他覚症状または自覚症状の有無、第四が皮膚の黒皮等、皮膚所見の有無、第五が尿中のウロビリノーゲンの検査、これが第一次健診の項目でございます。