1965-10-28 第50回国会 衆議院 日本国と大韓民国との間の条約及び協定等に関する特別委員会 第5号
○横路委員 「幹部訓育資料、思想選択の基準」、海上自衛隊第二術科学校学生隊長二等海佐、これは宮内通行と書いてある。 その次、私はあなたにお尋ねをしますが、これはあなたのほうで、大衆デモに対して陸上自衛隊は警察と共同行動をして、このデモ鎮圧のために、いろいろな計画だとか、立案だとか、そういうことをなさっているのですか。
○横路委員 「幹部訓育資料、思想選択の基準」、海上自衛隊第二術科学校学生隊長二等海佐、これは宮内通行と書いてある。 その次、私はあなたにお尋ねをしますが、これはあなたのほうで、大衆デモに対して陸上自衛隊は警察と共同行動をして、このデモ鎮圧のために、いろいろな計画だとか、立案だとか、そういうことをなさっているのですか。
「幹部訓育資料、思想選択の基準」、海上自衛隊第二術科学校学生隊長、名前を書いてありまして、いいですか、ここに幹部の訓育資料として、「思想選択の基準」というのがあるんですよ。これを私読んで、総理びっくりしたです。「民主主義の思想にしても本来は圧迫されるようなところに起るものであります。自由主義ということもやはり圧迫に対して起るのであります。」
今日、親米反ソとか或いはその反対に親ソ反米とか申しまして、自分みずからをそれぞれの国の立場に立たせて外交問題が論じられておる傾向がありますが、これにつきましては、人おのおの意見がありますし、且つ人民はみずから思想選択の権利を持つておるのでありますから、それをとやかく言う必要はありません。併し事日本国憲法の根本精神に牴触するような形での問題の立て方は極力愼しむべきであると存じます。