1973-06-22 第71回国会 衆議院 内閣委員会 第33号
そういうことを考えて、さらに自衛隊の思想教育等の問題を考えた場合に、確かにこの二分化されている国論というものを統一していくということは、たいへんな困難な問題であると思うのですが、あらためて憲法の原点に立って国の防衛問題というものを考え、平和憲法そのものが正しく履行されなかったがゆえに、沖繩が今日の状態にあり、復帰した後もその犠牲が続いているということをぜひ知っていただきたい。
そういうことを考えて、さらに自衛隊の思想教育等の問題を考えた場合に、確かにこの二分化されている国論というものを統一していくということは、たいへんな困難な問題であると思うのですが、あらためて憲法の原点に立って国の防衛問題というものを考え、平和憲法そのものが正しく履行されなかったがゆえに、沖繩が今日の状態にあり、復帰した後もその犠牲が続いているということをぜひ知っていただきたい。
○加瀬完君 第二点は、文部省は教育会館を通じて、いままで文部省としては行なわなかった教職員に対する思想教育等をしようとする意図は全くない、こう解釈してよろしゅうございますか。
こういう一個の良識ある社会人としての教育を施しているのかどうか、思想教育等についてはどのように行なっておるのか、行なうつもりであるのか。それらについて見解を承りたいのであります。
○瀬谷英行君 政治思想教育等についても一方的に片寄った教育等は行なわない、あくまでもそれらの政治思想の面でも自由を保障するということはやはり約束をされますか。
思想教育等については、何ら受けたことはございません。内地の通信は、昨年五月病院で初めて許されました。本年三月ハバロフスクで、最初の内地からのたよりを受け取りました。ただ一回でございます。
第二の点は、抑留中に特定の思想教育等を受けられたかどうか、これが第二点であります。