2011-08-11 第177回国会 参議院 予算委員会 第24号
(資料提示)菅総理の七つの大罪と書いてありますが、菅総理、民主党の七つの大罪とは、一つ、実現不可能なマニフェスト、思いつき政策、法に基づかない行政、不適切な組閣人事、危機管理能力の欠如、政治と金の問題、そして七つ目が国益を損なう外交であります。時間もそんなにたくさんはありませんが、一つ一つ検証してみたいと思います。
(資料提示)菅総理の七つの大罪と書いてありますが、菅総理、民主党の七つの大罪とは、一つ、実現不可能なマニフェスト、思いつき政策、法に基づかない行政、不適切な組閣人事、危機管理能力の欠如、政治と金の問題、そして七つ目が国益を損なう外交であります。時間もそんなにたくさんはありませんが、一つ一つ検証してみたいと思います。
五つ目、全体構想なき思いつき政策。これの問題点を申し上げます。 政府の復興基本法案は、震災発生から二カ月以上経過して、やっと提出されました。しかし、その内容は、阪神・淡路大震災のときの基本法を焼き直しただけなんです。
しかし、これらの点については何ら改革の手を加えようとはせず、ふるさと創生のように安易に金をばらまけばいいというのは、思いつき政策と言わざるを得ないものであり、これで真の地域活性化ができるとは考えられません。
中央が金と権限を一手に握り、全国画一的川行政と各省庁の思いつき政策を押しつけ、地方の特殊性、多様性、創造性に基づく責任と活力に富んだ行政展開を阻んでいるのであります。 そして、今や地方団体、利益団体は、国に対するたかりと物もらいの思想に取りつかれ、自主や自治の精神を見失っている現状には慨嘆の念を禁じ得ません。これは偶然に生まれてきたのではありません。
適当にこの辺をやってみようという思いつき政策じゃなしに、基本にさかのぼって、この法律ができたころにさかのぼって、一体どういう政府の政策の変遷があったかということをとらえていただいて、その上でどうするかということをやはり考える必要がある問題だと思いますので、一言だけ大臣の所見をいただいておきたい。
○田中一君 すべてが出たとこ勝負でもって、思いつき政策であっちゃならないのですよ。少なくとも希望する計画がなくちゃならぬはずなんです。やってみてよかったならきめようというのは、政党政治の行なうべきものじゃないです。やはり国民に一つの期待と希望を持たせながら一応の計画というものを立てて、それによってあなた方は建設担当の行政府の責任者なん、だから、おのずから財政上制約を受ける場合もあるだろう。
また、交付税の増額交付された場合、さらに地方団体の余裕金のある場合につきましては、地方財政法第四条、同じく第七条によって処置できるのにかかわらず、かような法案を持ち出す真意那辺にありやと言わざるを得ないのでございまして、かくのごとく、政府の勝手な御都合、そのつど思いつき政策によって、法の趣旨に違反し、その精神を踏みにじる態度には、強く反対をいたし、反省を求めなければならぬと思うものでございます。
また農林大臣は、就任以来米の統制撤廃をしばしば品にしておるのでありますが、この問題は自由党政府にとつても長年の懸案でありましたし、また日本農政が当面する最も重要な問題であると思うのでありますが、この統制撤廃は一般消費者につながる食糧問題であり、さらに農家経営の保護政策が自由経済の中に放擲される重要な問題を含んでいるのでありまして、思いつき政策としてはあまりにも重要な問題でありますが、政府はどのような