1972-06-16 第68回国会 参議院 逓信委員会 第22号
先生も御承知のように、非常に狭いところでございまして、もちろんおっしゃいますように、学術研究等の資料として役立たせることは申すまでもないわけでございますが、非常に保存がしにくいような状態にございますので、現在、応急保存対策調査会というものを設けまして、どの程度のそういった資料に提供できるかということを、目下研究中でございます。
先生も御承知のように、非常に狭いところでございまして、もちろんおっしゃいますように、学術研究等の資料として役立たせることは申すまでもないわけでございますが、非常に保存がしにくいような状態にございますので、現在、応急保存対策調査会というものを設けまして、どの程度のそういった資料に提供できるかということを、目下研究中でございます。
同時に、その前日に高松塚の応急保存対策調査会を発足させまして、応急の保存対策をするために現地での調査を行ない、四月の十七日にはさらにその調査会の調査員のメンバーの方々が石室内に入りまして、剥落のおそれのある個所をかりどめをする、また、石室内の空気を清浄にするためのホルマリンと同種のものを入れるというよりなことをいたしましてその保存の措置につきまして遺憾なきを期しておるわけでございまして、四月の二十二日
そういう点においての応急措置を講ずる必要があるということで、先般、四月六日に現地で高松塚古墳の応急保存対策調査会を開催いたしました。ここではこの古墳の壁画を保存するについての応急対策をどうするかということで、委員十名でなりまして、主として保存科学の立場から検討していただきました。