1963-07-05 第43回国会 衆議院 オリンピック東京大会準備促進特別委員会 第7号
武道館建設問題に関し、財団法人日本武道館理事北畠教真君、及び日本志道会理事長、国立競技場会長久富達夫君の両君を参考人と決定し、本日その意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
武道館建設問題に関し、財団法人日本武道館理事北畠教真君、及び日本志道会理事長、国立競技場会長久富達夫君の両君を参考人と決定し、本日その意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○久富参考人 先ほどの田中委員の御質問にもお答えしたのでありますが、日本志道会におきましては、先般理事会において決議をいたしております。日本志道会は、武道館の設立に非常な期待を持ってこれが実現並びに運営につきましては全力をあげて協力するということになっております。これすなわち、私のみならず、柔道、剣道、弓道、相撲を含めて、全武道界の人間の真意であろう、このようにお答えします。よろしくお願いします。
たとえば日本志道会は、おことばにありますとおり、柔道、剣道、弓道、相撲の総合競技団体でありまして、いわば昔の武徳会のように、日本の武道振興の中核組織でございます。この志道会の理事会において、日本志道会は、日本武道館の実現に非常に期待をし、同時にこれが将来の連営についても全力をあげて協力するという決議を力強く満場一致でしたのであります。
それから柔道は正式競技として入りましたので、国内スポーツとして一応剣道という線を出しておるのですけれども、これに対してはアマチュアの柔道剣道と一緒に志道会を組織している弓、相撲というものを入れてほしいという要望が非常に強いのであります。