1973-08-24 第71回国会 衆議院 商工委員会 第46号
それでは次に、原材料不足と物価対策についてお伺いいたしますが、最近中小企業の間で必要原材料が円滑に調達できない、いわゆる原材料不足が深刻になって、業者の中では倒産あるいは企業を縮小するというのがもうすでに出ておるわけであります。なおまた、機械業界などの中には操業度が低下している企業も出ていると聞いております。
それでは次に、原材料不足と物価対策についてお伺いいたしますが、最近中小企業の間で必要原材料が円滑に調達できない、いわゆる原材料不足が深刻になって、業者の中では倒産あるいは企業を縮小するというのがもうすでに出ておるわけであります。なおまた、機械業界などの中には操業度が低下している企業も出ていると聞いております。
海外資源開発は、わが国にとっては必要原材料の安定供給源の確保となるばかりではございません。同時に資源保有国に対する経済協力事業としてきわめて有効なものであり、官民あげて現在まで強力に推進してきたものでございます。
これはそうではないので、御承知のような特殊な国ですから、この国はもう全くある意味においては世界の例外であって、もうわずかばかり、国民総生産の一〇%足らずでも、その金額はとにかくとして、輸出をやっていかなければ破産に通じるというこれは特殊な性格を持った国で、天然資源——経済発展を続けるということが基本である以上、なお、総生産から見ればわずかかもしれませんけれども、輸出ということを絶えず絶えず心に置かなければ、結局必要原材料
そういう意味で、完成品を買っておるというのでなくて、日本が絶対必要な原材料を輸入しなければならぬ立場におりますので、日本の自由化率というものの中には、当然必要原材料を自由に入れなければならぬという意味で、そういう原材料の自由化というのは日本は昔からやっておるわけです。ところが、反面完成品の輸入については非常に憶病である。
必要原材料の輸入をとめるというようなことがあったら、これは日本の物価高を起すことは必至でございますので、私どもは必要な原材料は必要量だけ入れる、こういう態度をとることによって、国内の物価の値上りが防げるだろう、こういうような考慮を総合的に全体的にやることによって、今のところはそうおそれるインフレーションを起さないで済むだろう、こういう見通しでざざいます。
御承知の通り、最近のわが国の国際収支は、輸出の著しい進展に伴いまして非常な改善を示しておりますので、今後は必要原材料の輸入をできるだけ自由化の線に沿って進める必要があります。とは申しますものの、一面、輸出の伸張については、先行き必ずしも楽観を許さないものがありますので、輸入外貨を使用するに際しても、いわゆる不要不急の物資は極力抑制しなければならないのであります。
昭和三十年度の国際収支は、輸出の著しい増大に伴い非常に改善を見ましたので、今後は必要原材料等の輸入はできるだけ自由化の線に沿って進めて参りたいと考えておりますが、一方輸出、特需等の受取りの見透しは長期的に見れば必ずしも楽観を許さないものがあります。
昭和三十年度の国際収支は、輸出の著しい増大に伴い非常に改善を見ましたので、今後は必要原材料等の輸入はできるだけ自由化の線に沿って進めて参りたいと考えておりますが、一方輸出、特需等の受け取りの見通しは長期的に見れば必ずしも一がいに楽観を許さないものがあります。
また当初その計画なんかにつきまして十分でないところもありますので、業界の万々の意見を聞きまして、できるだけ設備の近代化あるいは必要原材料の輸入ということについて、努力したいと考えております。
これによりますと、「世界の工業諸国のうちで日本は、ここ六年間懸命の努力を続けてもなお原材料資源は著しく貧弱だ、従つて米国は今後も綿花、鉱産物などを初め、必要原材料はできるだけ供給し続けるであろう。」こう書いてあるのです。
「輸出貿易か死か」、これが今日あらゆる産業界の共通のスローガンとなつておるにも拘らず、内外帝国主義者が押付ける反ソ反共の貿易方針では、必要原材料はいよいよますます入つて来ず、国除価格は上る一方で、如何に注文があつても引受けることはできないのであります。八幡や日本綱管のような大メーカーでさえも、今まではどうにかやつて行けたけれども、これからは鉄鉱石にしても粘結炭にしても入つて來ない。